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from: クマさんさん
2014/05/20 05:45:27
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山本山の途中の会
日曜日のお昼に、小千谷の山本山の山荘に、
途中の会のメンバーが集まった。
それぞれがそれぞれの道を歩いてきた人たちだ。
その人生の旅の途中で出会った人たちだ。
その出会いには、ある意味での必然があり、
出会うべきして出会った人たちであると感じた。
Nさんは、重度の障害をもったお子さんを11年間の闘病生活の後に亡くされた。
その後、生きる希望を失い、閉じこもり、絶望の闇を彷徨った人だった。
そんな彼女が今年、山の幼稚園にかかわり、幼児たちと自然から力をもらった。
ホリステックのセラピストとしての資格を生かして、
そこに集う母親たちのカウンセリングも行っている。
彼女の悲しみは喜びの光となり、
彼女の絶望が他の人たちの希望となった。
Iさんは、新潟市江南区の人だった。
幼い頃から農業の人になりたいと願っていた。
食に興味をもち大学で学び、ある食品会社の研究室に入った。
しかし、農業への想いが病み難く、
今では、小千谷の山の集落へ、応援隊として活動している。
彼女はここで結婚をして、その集落を終の故郷とする覚悟だった。
凛とした美しい瞳をもった女性だった。
そこで、我が師のSさんを中心にそれぞれの想いを語り合っているうちに、
ある共通点に行き着いた。
「自分ではない」のだ。
何だか、「自分」と思われていた自分を捨てることで、
本来の自分と出会い、行くべき道を歩けるようになるということだった。
幸せってなんだろうと、誰かが言った。
それは、自分がかかわっている人たちが輝くことだと、誰かか言った。
その輝きを喜びに感ずるとき、
自分も本来の自分として輝けるのだと、誰かが言った。
そうか、そうだよね。
何だかそんな話題で、集まった5人は深く深く共感するのだった。
途中の会とは、そういう会だ。
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