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from: クマドンさん
2014/09/28 06:10:40
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心からの感謝
練習1回。
後はCDでの自主練習を繰り返し、昨日めでたく本番を迎えた。
東区ボーイズ(トークボーイズ)として、通栗市民会議で歌を歌った。
そして、この繋がりの不思議さをも感じた。
この男性合唱団が立ち上がった時、私も参加していた。
合唱が好きで、歌いたくて、大きな声を出したくて、合唱とは繋がってきた。
ママさんコーラスに助っ人として参加したこともある。
かの県民会館で毎年クリスマスの時期に開催された「メサイア」にも、
私は5回は出場していた。
下手の横好きとはよく言ったもので、
とうとう東区劇団では、役者として歌うまでになってしまった。
しかし、立ち上がりに参加しながらも、演劇の忙しさから足が遠のき、
いつの間にか幽霊会員となっていたようだ。
東区ボーイズの活躍は市報などで知っていた。
Kさんは美しい女性の指導者だ。
その彼女を囲み60代~80代?の親父たちが歌を歌っている。
本当に歌うことが大好きな人たちだった。
それは、歌っている時の笑顔に表れている。
私はいつも想うことがある。
この年代で仲間と一緒になって本気でやれる何かと出会えたことは、
みんなにとっては幸せなことだろうなぁと。
現役を引退してはや何年。
引退組には、「教育」と「教養」が必要なのだそうだ。
この話を聴いて、なるほどなぁと私は感心させられた。
「教育」・・・「今日行くところがある」
「教養」・・・「今日用事がある」
家で一日ごろごろと新聞やテレビを観ている内に、夕方となり、
ただたそがれて一日を終えるたけの老人も多いことだろう。
しかし、人生一度っきりなのだから、
その一日だけをほんの些細なことでいいので、何かを行うことで、
夕食のうまさが違ってくるのではないだろうか。
ごみを捨てた。部屋の掃除をした。庭の草取りをした。野菜の苗を植えた。
ほんの一つ。ささやかな楽しみをもつ。
そうした意味では、Kさんには心からの感謝だった。
実は、そうした一人一人の生き甲斐を育てるためには、
経験豊かな農婦が必要になる。
畑を耕し、土を肥やし、種を植え、水をやり、毎日言葉をかけて、世話をする。
まさに、生涯学習には、地域にKさんのような素敵な農婦が必要なんだ。
そのおかげで、親父さんたちは自分の中の小さな種から芽を出して、
今は双葉となって秋の光を浴びている。
「いい畑だなぁ」と私は想う。
そのまだ小さな葉は、一つ一つ喜びで輝いているからだ。
だから、みんなはKさん、いやK先生に心から感謝している。-
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