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親父たちよ

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  • from: クマドンさん

    2014/11/22 05:51:08

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    老いと衰え

    57になってやっと分かったことがある。
    57歳にならないときっと分からなかったことがある。
    そんな気付きが最近多くなった。

    独りで自分と向き合うことが多くなったからだろうか。
    対話するのは自分とだった。
    その対話によって、発見することも多くなった。
    何よりも打たれ弱く、ストレスに耐性が乏しい私だったが、
    今は、どんと感情をぶらさず、
    「問題ない。問題ない」と、自分に言ってやれるようになった。

    こんなことが起きるのだ。
    そんな奇跡のような瞬間を、私は奇跡だと認めている。
    それは、絶対に偶然ではなく、そこには何かの意志や計らいが存在していると、
    今は、その大いなる存在を信じて生きられるようになった。

    それは、任せて生きるということでもあった。
    今年の正月から、また教会の礼拝に参加するようになった。
    頼りなく、愚かで、駄目な私だからだ。
    私は、Y教会に再び呼ばれたように感じた。
    ランの途中で、毎朝、朝日に向かって祈っている。
    それも、独りになったおかげのようだ。

    年を取ると、いろいろとアクシデントにであい。
    怪我や病気との付き合いも増える。
    先日は、風呂に入ろうとしてつまずき、浴槽の淵に向う脛をぶつけてしまった。
    昨日もタイヤを運ぶ時、入り口のサッシの枠に激突だった。
    物忘れは激しく、予定をメモしたことすら忘れていたりする。
    基礎代謝が落ちたせいか、体重は高値安定だ。

    それでも、今日を生きている。
    いや、今日一日を生かしてもらっている感じがする。
    ある意味、自分自身を諦めている。
    突っ走らなくなった私は、ただの57歳の中年の男でしか過ぎないのだ。
    その当り前さと普通さとばよく分かった来たのだった。

    57歳にして気付いたことは、この当たり前の老いと衰えだった。
    花は、咲いて、花は、散る。
    それが自然な花の姿だ。
    花は、花の時間があり、私には、私の時間がある。
    その限りある時間のことは、花も、私も、分からない。

    でも、花は、咲き、花は、散るのだし、
    私は、生きて、息をする。

    あっちではなく、ここで心を落ち着かせる。

    年を取ってみなくては分からないから、
    許されている時間の限り、やっぱり人は生きてみるものなのかもしれないなぁ。

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