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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2015/09/13 15:24:24

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    蘇生には眼には見えない微生物が必要です

    それから、自転車を飛ばしてシネウィンドへ出かけた。
    「蘇生」という映画を観るためだった。
    有用微生物の力によって、地球の環境汚染は解決される。
    微生物のことをすっかり忘れていたし、
    この微生物によって私たちも生きていることを忘れていた。

    原子転換を微生物は行える。
    科学的な説明はよく理解できなかったけれど、
    微生物は放射能を食べてそれを有機物に変化させる力をもっているのだそうだ。

    分からない私が説明するからもっと分からなくなるかもしれないが。
    原始地球は燃え盛る球体であり、有毒ガスと放射線を浴びる星だった。
    ところがその環境に水が生まれ、そこで微生物が生息しだした。
    生物は食物を食べねば生きてはいけない。
    だから、そこにある放射能や有毒ガスを食料として、
    アミノ酸や生物を組成する重要な原子をその物質から生み出しきた。

    その結果、この地球には光合成で養分を生産する植物が誕生し、
    その植物の光合成によって酸素が創られ、
    地球は大気によっておおわれたという話だった。

    100兆個の微生物で私はできているそうだ。
    つまり、私は100兆個の有機的な集合体なのだ。
    その微生物には太古からの記憶がちゃんとDNAに埋め込まれている。
    つまり、私が私を考える前に、この微生物たちによって私になっている。
    私は誰?ではなくて、私はここに生きているそのものの私なのだ。

    100兆個の膨大な多ではあっても、私という独りの個である。
    私は私という個でありながら、100兆個という私で創られた私だ。

    何よりも肝心なことは、その微生物の役割は、腐敗を浄化する働きがあることだった。
    酵母菌や乳酸菌は、腐敗する物質を食して、
    生命にとって有用な物質に転換する働きをもっている。
    体内に生息するその細菌さんのおかげで、私たちの日々の健康は守られ、
    生命維持が可能になっていると言っても過言ではないそうだ。

    その体内の微生物が元気がなくなったり、減ってしまうと、
    とたんに体の健康だけでなく、心の健康も奪われてしまうとは、
    何とも恐ろしい話だった。
    食べることは、体内の微生物に食事を与えることなんだ。
    何だかやっとその言葉の意味が分かってきたような気がする。

    私たちは、眼には見えないものたちに支えられて生きているのに、
    その存在すら知らず、感謝もせずに、ただ環境を汚染するだけで生きてきたのだ。
    微生物たちは必死に浄化しようと、汚染物質を食べて有益な物質に変化させ、
    地球環境の維持に貢献していた。
    それと同じことが体内にも言えるのだった。

    発酵食品を食べると健康によいということは、この微生物の働きを考えるとよく分かる。
    原爆を落とされた長崎の病院に入院していた被爆者が、
    白血病になる率が非常に低かったのは、
    毎日、濃い味噌汁を飲んでいたからだという臨床報告があるそうだ。

    まさに、菌の力は恐るべしなのだ。
    今この地球を次の世代に受け継いでもらうためには、
    汚染された環境を浄化して再生させなければならないのだった。
    それが今生きている私たち世代の使命なのだと、この映画からメッセージが語られた。

    では、何から始めるべきなのか。
    それは、私たちの家庭の中での環境問題の解決からだと私は考えた。
    そして、私の体内環境の浄化なのだとも気づくことができた。

    EM菌の活用である。
    農業はこの菌のちからで飛躍的に生産性を上げることができる。
    無農薬・無化学肥料の自然農法でも、この菌の力を借りたら豊作は夢ではないのだ。
    タイやビルマでは、国家的なプロジェクトとして、
    この菌を生活や農業に活用することが奨励されている。

    確かにすごいパワーをこの微生物たちは持っていた。
    人類はやっと今になってその菌の持つパワーに気付き始めたということなのだろう。

    見えないものは、存在している。
    そして、見えないものこそが、見えるものを創っているのだ。
    クラムポンがカプカプ笑ったと、水中の世界を描いた宮沢賢治さんには、
    その見えない世界の微細な生物の姿がきっと見えたのだろうなぁと、
    この映画を観て感じられた。

    「蘇生」必見の映画である。

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