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from: クマドンさん
2015/10/13 22:38:53
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最期の笑顔だぜ
へぇっ、そう来るか。
今だけを見ていると分からないが、
人生ついもいつも私の予想を超えて、へぇっそう来るかばかりだった。
そして、振り返ってみたら、みんなそれでいいのだなんだなぁ。
あの時、この時、これがあったから、今がある。
しかし、その時は、どうて私だけが・・・・と思っていたことだったかもしれない。
でも、そんなどん底のことも、こうして振り返ってみたら肥やしになっている。
この年になって分かったことはそれだった。
万事塞翁馬。なるようにしかならないのだし、なるようになっている。
そのなるようにという働きに身を委ね、
ただ漂っていることなんてだなぁと、
ここのところ出会っている出来事は、そう私に教えてくれている。
夢というものは、その夢を委ねられる人だけに、
天から選ばれて与えられるものなのかもしれないと、昨日思った。
詳しいこととは、発酵するまでには書かないことにするが、
ああ、そうなんだ。だから、私はここまで生かされてきたんだねぇと、
何だか合点のいくものとIさんとの話をしながら発見できた。
それは、前の夜Tさんと熱く語り合ったことのアンサーでもあった。
「何かをしんばならねぇ・・・。」
「では、その何かとは何らんだね。」
そしたら、翌日Iさんを訪ねて、彼と語り合いながら、腑に落ちた。
そしたら、これまで私がやってきたことは、全てこの道に生かされる。
「そうなんだ。そうだったんだ。」
それを、誰かがこの世に実現しなければならない。
イデアである。それは予定調和かもしれない。
そのことに気付いた人たちが、
やっぱり声を出して立ち上げていかねばならないことだった。
自分のことだけにかまけている時間は、私には残されていないかも知れない。
Iさんに語った。
「40代は、次々とトライすることに夢中だった。」
「自分が死ぬことが定められた存在だとは、気付かずに生きて来た。」
「しかし、今は、死ぬまでの人生だと気付いている。」
「かって58歳の親父が居たら、どんなに年寄だったか私たちには分かっている。」
「余生です。ならばどう生きるか。その問いこそ、持ち続けねばならないことです。」
彼は、そんな想いの私に、新たなる革命的な宿題を提示した。
「あっ、これだったんですね。」
その「これ」と私は、まさに予期せぬ場面設定で出会うことができた。
本当に、夢は向こうから私を選んでやってきた。
今は、あのラグビーのエディー・キャプテン・五郎丸のインタビューを見ながら、
「そうだよなぁ。いまこそ南アフリカ戦なんだなぁ」と、
自分自身がそのピッチに立たされていることを嬉しく想っている。
静かに、一歩一歩、ただ只管そのままの方向で、前進あるのみ。
そう考えると、やっぱりラグビーは人生だったなぁと改めて思った。
私もピッチに立った独りとして、私が私として生き抜き、
最期は笑顔で死にたいと、そう思えるようになった。
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