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親父たちよ

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  • from: クマドンさん

    2016/03/30 10:07:33

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    小さな花でいい

    れを書かなくなっている時は、やっぱり何かの理由があった。
    最近は、飲み過ぎと言うことも理由の一つのようだ。
    歩いてはいるが、その分飲む機会が多く、飲み過ぎている。
    すると、朝は肝機能が衰えて具合が悪く、起きても活動できない状況だ。
    今日は、大学病院での外来だった。
    CT検査もあるために、いつ日かがりになってしまった。
    これで、ヘルニアの手術の日が決まる。

    ずいぶんと小さくなった自分を感じる。
    58歳になって、こんなに自分のことをちっちゃく感じてしまうとは、
    想ってもいなかった。
    確かに想ったようには人生はならなかった。
    何とも「まさか」のひとばかりが続き、だいぶ落ち込むこともある。

    どうやってそれらを受け入れ、それでいいんだと思えるか。
    後悔はやっぱりしたくないから、あるがままを受け入れることにする。
    しかし、その踏ん切りがつかず、まだまだうじうじとして、
    往生際が悪いこと、悪いこと。

    振り返ると「ああそうだったなぁ」と、それなりの意味を感ずる。
    それは、私にとっては必然であり、宿命だったろう。
    そうやって自分に言って聞かせて、今日一日を生きる。
    そうしなければ分からなかったことばかりだからだ。

    日曜日に柏崎に行った。
    「途中の会」のSさんと、Wさんとだ。
    石地海岸にある小さな山で、雪割草が満開だった。
    私たちは、300円の協力費を払って、花を愛でながらの散策をした。
    こんな潮風を感じる場所で雪割草だった。
    この日の晴天を待つようにして、花たちは満開だった。
    一つとして同じ色の花はないそうだ。
    同じものが存在しない、この宇宙でたった一つだけの色の花。
    それは、やっぱり尊いことだ。

    その後、カタクリの群生で有名な高内山に向かった。
    一年前にも三人でこの山に来た。
    私のヘルニアをSさんは気遣って声をかけてくれる。
    この一年間にどれだけ私たちにとっての人生に変化があったことか。
    そのことは、一年前にこの山に登った時は、全く予想もつかないことだった。
    西日の当たる明るい斜面に、カタクリが咲いていた。
    恥ずかしそうに俯いている。
    そっとカメラを近づけて写真を撮った。
    カタクリは、長い冬の後で春を待って花を咲かせた。

    春が来たなら、花を咲かせよう。
    その花の命はたとえ短くとも、せっかく生まれて来たのだから、
    やっぱりここで花を咲かせよう。
    落ち込んでいる場合ではないな。
    今、ここ、そこにしか生きる場所と機会とはないんだから。

    たった一つの花を、大事に咲かせたい。

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