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親父たちよ

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  • from: クマドンさん

    2016/08/13 11:13:51

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    山に、行く

    昨日、座敷を占拠していた次男に退散願い、
    仏壇の間である座敷をきれいにした。
    長年そのままにされていた縁側の荷物も、片づけることができた。
    すっきりとした縁側に椅子を出して、庭を愛でることもできた。
    小さな変化だが、それだけで嬉しいものだった。

    何もなくてもいいではないか。
    本当に何も起こらず、そのまんま畳の上で横になった。
    いつの間にかうとうと眠ったらしく、目覚めたら4時だった。
    何もすることがなかったので、本でも読もうかと池田晶子さん。
    しかし、この講演集がなかなか手ごわく、難しい。
    頭も心も機能していないので、リタイアさせてもらった。

    夜市だった。
    三年前までは、暗くなると夜市に出かけて、
    生ビールの前に陣取って、飲んで食べていたものだった。
    しかし、昨年からはここには参加していなかった。
    何だか行けないよなぁと、遠慮して家で飲んでいた。
    いろいろとあり過ぎて、今に至っている。

    Cさんだけは、そんな浮浪雲の私に声をかけてくれる。
    そのことが何よりもありがたかった。
    自業自得でこうしてちっぽけに生きているが、
    彼は、そんな私を山に誘い、こうして夜市の反省会に誘ってくれる。
    本当に感謝している。

    彼は、やるべきことがあり、そのやるべきことをやり続けてきた人だった。
    置かれた運命とでも言うのだろうか、
    それを引き受け、受け入れ、彼は東奔西走、本当に爆走して来たものだった。
    彼の後には、ハイウエーができていた。
    それまで、全く影も形も無かったものが、
    彼の働きのおかげで、立派なハイウェーとなって、
    多くの人たちの生き甲斐を創っている。

    どうしてこんなにやれるのか。
    それは、彼がまっすぐに目標を設定して、走り続けているからだった。
    お互いにウィン、ウィンとなる活動を目指し、
    障害のある人たちがどうやって一人一人輝けるのか、
    その場と機会とを工夫して、考えて、創造してきた。
    彼は、今も、その真っただ中を突っ走っている。

    かって、私もそうであったが、
    今は、彼の真似はできないだろうと思っている。

    ただし、こうしてストイックに閉じこもり、
    何もできない、何もしない、そんな抑鬱的な状況に追い込まれながらも、
    やっぱりここで根っこを張って、次なる道を歩みだすための準備としたいと、
    どうにもならない私なりに、彼と話をしながら想ったものだった。

    「クマさん、飯豊に連れて行けて」と、彼から言われた。
    そうだ。山登りなら、こんなちっぽけな私でも貢献できるかもしれない。
    11日「山の日」で「日本百名山」の特番を観た。
    やっぱり山は、いい。
    この腹の筋肉がしっかりと繋がり、痛みが無くなることを願いながらも、
    やっぱり向こうから「やるべきこと」がやって来たなと、自覚した。

    行けないから、腐るのではなく、
    いつか行くために、その日のために、心と身体の準備をする時間としようと想った。
    今は、できなくとも、きっと期待して動けば何かが変わるはずた。
    そのことを誰かから期待されていたら尚更のことだった。
    「山に、行く」
    そのことを夢見て、今を耐えて、日々を淡々と生きればいい。

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