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from: クマドンさん
2016/08/16 08:49:11
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単調・単純・当たり前
小さなことの積み重ね。
毎日は、その連続にすぎない。
そのことに満足をする。
そのことを幸せと感ずる。
そうした心の在り方が、人の心の修養のようだ。
朝のルーテーンを今朝も行った。
5時に起きて「弾き語りフォー・ユー」だった。
それを聴きながらのストレッチ。
終わると座禅を組み、15分間の瞑想に入る。
邪念ばかりで何も無にはならないが、習慣のつもりでただ座る。
それから、お祈りをする。
何だかお年寄りの生活だが、
そこにはそれなりの意味があったことを少しずつ分かって来た。
それから、庭に出て、水をやる。
17日ぶりの昨日の雨のおかげで、
庭の草花は落ち着いていた。
ゆったりとして朝を迎えていた。
コーヒーをドリップで淹れて、
新聞を読みながらコーヒーを飲む。
朝の一杯は、心の何よりもの栄養だった。
何もない。確かに何もない。
でも、こうして花たちと語り合うことができたではないか。
病院の時もそうだった。
三人の人へ朝の挨拶をかねてメールを送る。
これが私の1日の始まりだった。
何もないとは言いながら、
では一体何があればあったと想い満足なのだろうか。
単調で単純なことの繰り返し。
その繰り返しがらせん階段のようにしてぐるぐると回りながら、
今日も、明日も、明後日も続けられる。
それは、この花たちも同じことだった。
今日も、明日も、明後日も、
そうやって蕾が膨らみ、花が咲き、時が満ちれば萎れて去って行く。
そんな単調で単純な繰り返しを、
私は、毎日花たちから学んでいるはずではなかったのたか。
ああっと、突然暴れ出したくなるのは、欲なんだ。
それではいったい、どこへ出かけたら満足するのか。
ここではない、他の場所。
でも、それも一時の話だった。
昨日、新発田の病院に妻が行ったので、私もついて行った。
久しぶりに新発田を車で散策するためだった。
新発田城。向かいの茶屋でコーヒーと最中アイスだった。
清水園。静かな雨の中、大きな池を観ながら、縁側でたそがれた。
お休み処。200円のところてんだった。
市島酒造。車のために試飲はできない。それでも酒蔵のたたずまい。
帰りには月岡の農家レストランだった。
「ハラ・クッチェー」だったかな。
パスタとピザとサラダバー。
なかなか気の利いた味に久しぶりのご馳走だった。
帰りには、直売場で新鮮な地物野菜を買って来た。
プチ旅行。これでいいのだ。
温泉は、お腹に腐った穴が開いているために、入れなかった。
さてさて、時々はこうした繰り返しの生活に新鮮なイベントが入ることもある。
それがここで毎日を生きることの幸せなのだと、ふと感ずる。
向かいの80歳近くのIさんは、朝から草花の水やりだった。
暑い中、時々自転車に乗って出かけることもある。
後は日中は見かけない。
それがお年寄りの1日の生活なんだ。
単調、単純、当たり前。
その生活感に慣れることが、植物になることでもあった。
自然に生きるためには、単調・単純・当たり前。
そこに心を落ち着けることが大事なんだと、少し想った。
今日の夕方、Tさんと「吉原」で飲むことにした。
地域でのプチ飲み会。
これも小さな幸せ、楽しみとして大事にしよう。
だいそれたことはなく、お泊りの旅行もなく、海にも行けない夏休み。
歩くことがやっとなので、じっとしていることが私の1日だった。
それでもいいではないかと、このメッセージを書いている。
達観したお年寄りのお話しを聴きたいものだった。-
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