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親父たちよ

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  • from: クマドンさん

    2016/09/23 06:22:53

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    秋には秋の仕事が

    さてさて、昨日は二日酔いと前日の活動の疲れとで、
    身体が疲れて、難儀な一日だった。
    自分の身体が想うようにいかないと、気分も優れないものだった。
    何だかやる気が出ずに、天気のようにどんよりとした気分だった。

    それでも身体を動かそうと、庭仕事をすることにした。
    秋には、秋の仕事。
    Kさんが教えてくれたように、自然は季節季節で仕事をくれる。
    その呼びかけに素直に従い、身体を動かせばいい。
    自然からの力に促されての仕事が、本当の仕事なのかもと想いながら。

    プランタの枯れた向日葵たちを抜いて、袋に入れた。
    夏の終わりを実感した。
    プランタの土からカタバミを抜き、シャベルでそれをかんもした。
    固い土が柔らかな土に変わって行く。
    手でその土をもみ、そして、土を底からすくってかき混ぜた。
    土が空気に触れて、呼吸するようだった。
    滋味のある土。
    ここに花を植えようと思っている。

    買って来た大ぶりな野菜用のプランタに、赤玉土と腐葉土を入れた。
    培養土の袋が40ℓなので少々困ってしまった。
    この袋を車から庭まで運んでくれたのは、次男だった。
    私は、このお腹の手術のせいで重い物を持つことはご法度だった。
    しかし、やらねばならないと、袋を抱えて、土を入れた。
    ここには、キャベツ・白菜・ブロッコリーの苗を植えた。

    それから、花壇のプランタから雑草を抜き、
    弱っている花や茎を整えて、しゃきんとさせた。
    それぞれが、そうされながら、何かを語りかけてきた。
    この庭に居ていつまでも飽きないのは、
    そうした聴こえない言葉にここは満ちているからではないだろうか。

    私は、身体の疲れとだるさとをすっかりと忘れ、
    ある意味難儀な身体を使いながら、無心で庭仕事をしていたらしい。
    気が付いたら二時間余り。
    ちょうど正午にやれやれと手袋を外して、椅子に座った。

    すっきりと、しゃゃきっとした庭は、何だかすがすがしかった。
    身体を動かす。
    自然に促されて働く。
    もさもさと茂っていたり、しなしなと弱っていたら手を入れてやる。
    そんな庭の草花たちとの共同生活は、これはこれで楽しいものだった。

    Sさんと電話で話した。
    「感ずるというよりか、味わうかもしれませんね」と。
    生きるを感ずるのではなく、生きるを味わう。
    それが本来の感ずると言う意味ではないだろうかと、
    この庭の仕事を終えて、そんなことに気付いていた。

    未だ口にしていない喜びがここにある。
    日々、その喜びを繰り返すことが、日々を生きるということなのかもだ。

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