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親父たちよ

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  • from: クマドンさん

    2016/10/20 05:58:51

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    どうも疲れが抜けないのです

    さてさて、疲れが抜けない身体になった。
    三時半に目が覚める。
    それから腹這いのまま本を読む。
    さすがに今朝は眠たくて、眠たくて、気が付くとうとうととしていた。
    それでも本を読んだ。

    沢木興道さんの「観音経講和」だった。
    言葉に出逢うとページの横にその言葉を書いて読み進む。
    黒と赤のボールペンで言葉が書いてあるから、
    これで三回目の読書のようだ。
    ところが覚えていないのだ。
    だから、きっとしゃんと生きられないのだろう。

    想うようにいかないことばかりだ。
    体調が優れないと、気持ちまでも落ち込むようだ。
    「どうしたもんじゃろうなぁ」と、溜息をつくことが多い。
    でも、そのことは、私がどうすることもできないことだ。
    人の気持ちは変えられない。
    私もいつの間にか老いていく。
    全てのものは「無常迅速」そのものだった。

    「南無観音菩薩」で、全部解決するものだ。
    そう教えられても、継ぎ目のない一つにはなりきれない。
    祈るとは、自分が観音様になり切ることだと教えられる。
    しかし、そんなに簡単になり切れない私。
    「入我我入」とばかりに、自分を捨てきったら「観自在」になれる。
    ところが、これもできない。
    できない自分に腹も立つ。呆れもする。諦めもする。

    それでも、今日を生きねばならない。
    疲れて滅入った心に、生かされている感謝の気持ちも湧いては来ない。
    まさにまさに凡夫そのもの。
    救いようのない自分がここに居る。

    昨日、帰って来たら庭のピーマンがすっかり萎れていた。
    まるで時間が来たかのように、潔く弱っていた。
    もう季節が到来したのだろう。
    ただ、ピーマンはその自然の流れに従ったまでだ。
    私が、こんなに落ち込んでいるのは、
    私が勝手に考えて、我がままを通そうとするからだ。
    もう時節は到来しているんだ。
    そして、その流れをそのまま受け入れていないから、
    こんなにもじたばたして、落ち込んでいる。

    「こんな日もあるさ」と、切り替えればいい。
    「どうしたもんじゃろうなぁ」と、任せて生きればいい。

    あの真夏の暑さの最中に、私はN大病院に入院して、ヘルニアの手術を受けた。
    体力と筋力とがすっかりと落ち、歩くのがやっとの生活だった。
    痛みが在り、ただただ普通の生活に戻りたいと願っていた。
    今は、日常生活に不自由しないどころか、
    お腹の穴まですっかりと塞がった。
    入院生活から3カ月。
    当たり前の生活をしている毎日。
    なのに、なんでこんなに心配事があり、心が重く感じられるのだろう。

    あのピーマンのように生きるだけ。
    いつか必ず、その時は来るさ。
    信じて、委ねて、諦めて。
    ただ、今を生きよう。

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