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from: クマドンさん
2016/10/28 06:09:32
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浅き夢見し酔いもせず
さてさて、昨日も忙しく一日が過ぎて行った。
時の立つことを感じつつ、時の流れるままに流されて、
その時、その時、やるべきことをただする。すぐやる。さっさとやる。
余計なことは何も考えないで、
あれができたら、次はこれ。
これをやったら、次はあれ。
そうやってそこにある小さな仕事をこつこつとこなしていく。
自分のことを勘定に入れずと賢治さんが言っていた。
勘定だけでなく、感情にも入れない。
そうやって、時を使い、仕事に励む。
それでいいし、生きるとはそういうことなのかもしれないと、
ふとふと想ったりする。
大事なことは、全てここに与えられている。
それは、私が好むと好まざるとだ。
あれはいいが、これは嫌だではない。
あるもの全てが、恵みの全てなのだと想うこと。
そしたら、自分を勘定にも、感情にも入れることはないはずだ。
「行先に 我が家ありけり かたつむり」 鉄舟
そんな境地で生きられたら、きっと「今 ここ」が楽しいことだろう。
「月は万水に映る」
そうだよなぁ。本当にそうだなぁ。
ただし、「明鏡止水」ならばのことだった。
時を静かに迎え、静かに味わい、静かに忘れる。
その連続と変化の中に在りながら、変わらないものがここにある。
「八風吹けども天辺の月は全く動かず」だ。
月は、動いて、動かない。
そんな存在に、私もなりたいものだと、ふと感ずる。
「色はにおえど散りぬるを 我が世誰ぞ常ならん
有為の奥山きょうこえて 浅き夢見し酔いもせじ」
やっとこの「いろは歌」を覚えることができた。
これも澤木さんのおかげさまだ。
本当にそうだったなぁ。
全てのものは移り行き、変わりゆくけれど、
ここにある不動なものには、全くもって何も変わりはないのだった。
お日様もそう。
お月様もそう。
ちゃんと見れば、ちゃんと感ずれば、何一つ変わったものは存在しない。
「無垢清浄の光」が、私の理想で、私の道だと、澤木さん。
その清浄な光に自分がなることが、修業なんだと教えられた。
大威のカレー担々麺は、いつ食べてもその味である。
あき乃の小千谷蕎麦は、いつ食べてもその味である。
変わるようでありながら、不動のものがそこに在る。
それを信じて、今日を生きる。
自分が入ると、せっかくのこの味が台無しになる。
だから、自分はいらない。
ただ、この不動の味を感謝しつつ味わうのみ。
日々の時も、同じこと。
感ずるままに、あるがままを味わい、そして、疲れたら眠るだけ。
その内に、私がカレー担々麺になり、小千谷蕎麦そのものになる。
それこそが、無垢清浄の光そのもの。
そのためにも、その時、その時、ただやるべきことを、無心にやるだけ。
そんな感じて日々を生きてみたいものだ。-
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