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from: クマドンさん
2016/12/23 12:46:34
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在るもののおかげさまだよ
さてさて、望年会で飲み過ぎたらしい。
飲み放題の日本酒のおかげか、帰りのクラフトビールか。
とにかく何とも調子が悪い。
せっかくの休日なのに、この時刻までだらだらと生きている。
何もしない。
でも、それでもいいかもと、年をとると想えるようになった。
わざわざ出かけなくても、ここに居て、やれることをやればいい。
だから、映画にも行っていない。
その映画の情報すら集めてはいない。
まぁいいかで、日々を過ごしている。
Sさんと話した。
いつもいつも気付きの人だった。
幼い子とのほんのちよっとした出会いから、
自分の心の在り方を変えようとしていた。
何も感じない人なら、ただそのままのほんの微かな出会いが、
Sさんの心の中に残ったままで、
それを想い想い生活しながら、はっと想う瞬間に到る。
「今、ここ。でも、何だか今、ここからと想えるようになりましたて」と笑う。
そうなんだなぁ。
今、ここに在ることに落ち着くと、
今、ここから何をしたらよいのかが、内から語りだしてくる。
それは、私がすべきことであり、
私がそれまで気付かなかったことでもあった。
「そうしてみますは。そう想うと楽しくてね・・・・。」
私も、そのこれからに出会いたいと願っている。
離れて見ると、やっとああそうだったのかと、自分でもやっと分かることがある。
感動する。まさに、感じて動いている私。
それは、どうも私としての芯の私が感じ、目覚め、動いているらしい。
分かるよりも、感ずる方が先だった。
何でこんなにじーんと来るのか。
何でこんなに涙が流れるのか。
そして、こうやってその瞬間を離れて見直す。言葉にする。人に語る。
すると、その気付きや感動が教えている「意味」と出会える。
言葉は、その意味を私に教えてくれる。
言葉にするとは、そういうことだった。
Sさんと話す時も同じだった。
Sさんに語りながら、私が何を語ろうとしているのかやっと感じる。
その感じたことを、言葉に直すことで、感じたことは姿を現す。
言葉に直したとき、その感じたものは普遍なものになる。
ただし、その感じをSさんと共有・共感できればの話だった。
Sさんに語るとは、そういう意味をもっている。
語ることで、私が感動した在り方に初めて気づける。
それは、Sさんも同じだった。
もし、私が一方的にそうではないことを語っていたら、
きっとその話は、そのままに、話は続かず、出会いも続なかったと今も想う。
「そうだよね」二人がそう想える語りだけが二人を繋げる。
「そうですね」と腑に落ちる言葉だけが、心に残る。
私は、鹿島の話をして、Sさんは木のこんで出会った幼子の話をする。
別々の話のようだが、何だか不思議と深いところで共感しあっている。
この共感・共鳴・共有できることとは、
いったい何なのか。
その言葉だけが、深く、リアルに、ここに在る。
Sさんも、私も、在るものだけを語りたい。
そして、その在るものを改めて発見できると、
とてもとてもお互いに幸せな気持ちになる。
人は、この在るものであるだけで、幸せな気持ちになれるものだ。
それは、酒を飲んで気持ちよく語っている時も同じだった。
善き聴き手。善き飲み仲間。
深く語るうちに、セーブしようと心に決めた酒が、
どんどんつがれて、飲んでいる。
二日酔いは絶対に時間のロスだからやめようと誓っている私が、
こんなに昼まで酒が残っているのは、
よっぽど気持ちよく語れたからに違いない。
何を語ったか覚えていないところが、
Sさんとの語りの違いだが。
その在るものの話をしている時は、やっぱり私にとっては至福の時だ。
そんな私の話を、私の家族は全く聴いてくれない。
聴くことすら嫌がっているのかもしれない。
日頃の私の行状を見ての適切なる判断だとは想う。
家族は、私のは勝手に私が想っているだけの話を決めている。
つまり、認められていない。
受け入れられていない。
尊重されていない。
でも、今はそれはそれで仕方ないと想って、諦めている。
でも、独りにはなれない。
何故なら、ここに在るものがあるからだ。
この在るものによって繋がっている人たちが居てくれるからだ。
それができるのも、
在るものが在ってくれるおかげさま。-
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