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from: クマドンさん
2017/01/20 06:14:34
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問いと向き合う
さてさて、夜中に目が覚める。
3時半から布団の中で本を読む。
せっかく目が覚めたのだからと、枕もとの蛍光灯をパチリとつける。
それから、図書館から借りた本を読む。
今、私と私の家族とが直面している課題があった。
そのことを書いた本だった。
そうでなかったら、けっして手に取らなかった本だったと思う。
しかし、「どうしたもんじゃろう」と、日々悩み、考え、
なかなか答えと出会えないときを送っていると、
その言葉一つ一つが深く深くの私の中で響いて来た。
返す本だからと、その言葉をメモをしながら読んでいた。
おかげでなかなかページは進まないが、
読むことは読み終わることが目的ではなく、
考えることと、その言葉を味わうことが目的なのだから、
それでいいと、ゆっくりと言葉を噛みしめながら読んでいる。
そうだ。そうだよなぅぁと、想えるのは、
私が、その人だからだろう。
きっとその人がそこで見つけた言葉・生き方は、
その人と同じ状況にある、私にも深く深くで潜在している言葉なんだ。
私が、その言葉に夢中になるのは、
私が、その言葉によって、やっと私を知ることができるからだ。
「自分とつながる」
そのことは、きっと言葉無くしてはできないことだ。
考える前には、必ず問いがある。
その問いとは、既にここにあるもの。
しかし、その問いの潜在することを、本人すら知らないままで生きている。
しかし、その問いは、決して眠ったままでは終わらない。
その人が、その人となるために、一番ふさわしいときに、
その問いは、突如としてその人を襲う。とらえる。逃げられない。
問いとは、向こうにあるのではなく。
ここにあるものだ。
問いは、自分自身からの問いかけなんだ。
「君は、どう生きるのか」と、
その主人公の私は、心の奥の奥から、けっして私も知らなかった奥の私から、
ある日、あるときから、呼びかけてくる。
だから、立ち止まることも大事なんだ。
何もできない。
どうしたらよいのか分からない。
自分なんか生きている意味すらないのではないか。
そんな深い深い闇の仲間で沈み込むことが。
そして、弱い自分に深く傷つくことも。
そこに落ちなければ、どん底の闇に包まれなければ、
私は、きっとその微かなる光には気づかないことだろう。
私は、その光に本当はずっとずっと守られて生きて来たんだ。
問いとは、ちっぽけな私と別れて、
大いなる私へ旅立つためのメッセージであるかもしれない。
今、問いの中でもがき苦しみ、逃げ出したいと思っている人たち。
私もそうだし、そうであるが、
その人たちがその真の光に気付くためには、
その問いが生まれる闇の苦しみにも、
意味が存在していることを気付くまでの時間は、人それぞれなんだ。
だから、焦らない。
時間をかけよう。
私は、59年間生きても、こうしてまだまだ問いのままだ。
しかし、生きてきてよかったことは、
その問いがあることで、私は考えているということだからだ。
考えるということは、生きることの喜びそのものであるかもしれない。
考えることの楽しさと深さとを、今はやっと味わえるようになってきた。
深い問いに問われている人は、
深く深く生きるを考えている人でもある。
ならば、時間がかかってもいいではないか。
その答えこそ、実は、生まれて来た私の生まれている意味であるのだからだ。
それが分かれば、それでいい。
そう想える、それは大事な大事な問いだった。
問いと、向き合おう。
問いには、必ず答えがあるから。-
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