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from: クマドンさん
2017/03/23 15:42:49
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障害のある生活の困り感
今日はどうにもならない自分がここに居る。
何だか何もしないでここに寝ているだけだと、焦りを感ずる。
人とつながりたいが、つながってくれる人が居ない。
メールの履歴をずっとずっと一年間辿りなおした。
限られた何人かの人との交信だった。
Hさん、Tさん、Sさんには、私は入院中もつながってもらい、交信できた。
後は、時々の人たちだった。
私が元気で、仕事をして、好き勝手な日々を送れている時はそれでもよかった。
しかし、こうして身体が動かず、お天気なのに外にも出られない状況で、
何だか何するわけでもなくただ寝ていると、
無性に人とつながりたい衝動にかられてしまう。
話がしたい。何でもいい。とにかく、話したい。
平日の日中に、ここに居ることは稀なのだから、
この時間帯につながれる人はいなかった。
突然、電話してもただただ相手にとっては迷惑なだけだろう。
そう言えば、入院中は、病室の人たちや、看護師さんたちと話ができた。
この自宅での隔離された状況での療養は、なかなか精神的には大変なものだつた。
昨年、長期の自宅療養の時はどうだったのだろうか。
きっと庭に出て、読書したり、お向かいのHさんの家を訪ねて話したりできたので、
それは、それでよかったのだと思う。
引きこもりの人たちは、そんな衝動にはかられないのだろうか。
人とつながりたくないから、部屋の中に閉じこもっている人たちが居る。
どこにでも出かけられ、何でもできる人なのに、
一日パジャマのままで布団の中でうつらうつらだ。
私のように左足を着くことができず、不自由な生活をしている者から見たら、
何と贅沢な身体の状況なのに、
その人たちにはそうするだけの精神的なエネルギーが湧いてこない。
この天気の日に、ずっとうずくまり、動こうとしない。
でも、本当はそうしながらも、そうである自分に対して、
苛立ちを覚えているのかもしれない。
では、その人たちにどのような手を差し伸べたらよいのだろうか。
それは、きっと余計なおせっかいだと言われるだろう。
私は、声をかけて、話をしたい。だが、その人たちは、ほっておいて欲しいと言う。
この身体が不自由で、自宅に閉じこもる生活を余儀なくされて、
分かったことがいろいろとあった。
それは、こうして身体が不自由なために、
日頃の生活に支障をきたして困っている人も多いということだ。
また、独り暮らしの生活のために
私のように人恋しく思っている人も居ることだろう。
突然の怪我や、病気で、買い物のにも行けずに、食事に困っている人も居るだろう。
そして、やっぱり学校や仕事にも行けずに、引きこもっている人も居るだろう。
さてさて、生きるということは、
独り独りがそうした困難や試練と向かい合うことなんだと私は想う。
何も困り感を持たない人は、独りもいないはずだ。
特に、老いた人、身体の不自由な人、知的な障害のある人、
情緒的・精神的な障害のある人。
さて、その人たちは、私がこんなであるように、
きっと表には出ず、自宅で引きこもり、
寂しいさと辛さを味わっているのではないだろうか。
私には、その人たちの姿が見えなかっただけなんだ。
この百世帯余りの町内の60%の家庭は、
老人夫婦と、老人の独り暮らしのお宅のようだ。
その人たちの生活の不便さと、日々の生活の困り感を、私はこうして味わっている。
やっぱり、できることなら、やれる人たちで何とかしなければと、今は想っている。-
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