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親父たちよ

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  • from: クマドンさん

    2017/05/23 06:06:11

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    ポラーノの広場を読んだ

    昨日は、代休だった。
    とにかく病的な疲れだった。
    身体がだるくて、動かうことが難儀だった。
    熱中症にでもなってしまったのかと、自分の身体を心配した。

    身体に聴いて動けるようになった。
    だから、午前中は縁側で本を読んで昼寝だった。
    この季節、吹く風が実に爽やかだった。
    ぼんやりとする。
    庭を観ている。
    何もしない。
    それでもよくなったのは、やっぱり年のせいだろう。

    日曜日に「賢治の童話を読む会」だった。
    今回の物語は「ポラーノの広場」だ。
    演劇の脚本として書かれている物語だ。
    60代の女性たちと私たち男性たちで配役を決めて、リーデングする。
    私は、ト書きを読ませてもらった。

    山猫博士は、我が町のAさんだった。
    そんな人がいつの時代にも生きていて、
    きっと威張りくさり、まわりのみんなに迷惑をかけていたんだろうなぁ。
    我が町のこの物語は、現在進行形だった。
    賢治特有のユーモアで、
    この劇を観た人たちは、「あーー、あいつのことだ」と、みんな分かる。
    その当の本人も、この劇を観て、「ひどいやつもいるものだ」と、
    みんなと一緒に笑ったことだろう。
    そんな姿をきっと周りの人たちは笑っていたはずだ。

    これは、ユーモアでありながら、
    そんなどうにもならない威張りんぼうを子どもが懲らしめる、
    痛快な物語でもあった。

    不思議なことに、弟二幕から始まる。
    (弟一幕はない)と書かれている。
    さてさて、その真相やいかにいかに。
    この脚本は花巻の農学校の生徒のノートから発見されたとのこと。
    そして、よくよく読み深めると、
    この物語がトシへのオマージュであることが感じられる。
    本当に賢治にとってトシはかけがえのない人だった。

    疲れ果てていながらも、昨日はやりたかった外仕事に手をつけた。
    午後からは、何本かの木の枝を切り、それを束ねた。
    そこに日向ができたので、大きめのプランタを買い、
    そこに腐葉土と土とを入れた。
    5つのそのプランタを並べてら、簡易の畑の出来上がりだった。
    「下の畑に居ります 賢治」だなぁ。

    午後はそんなことをしながらずっと夕方まで庭に居た。
    ああ、この庭が在って本当によかったと、
    何だか父と母とに感謝した。

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