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from: クマドンさん
2017/09/19 22:51:48
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歌心・物語
体力が落ちたものだなぁと、つくづく感じた。
祭りから帰って来たら、そのまま横になり眠った。
目が覚めたら午後の4時過ぎ。
身体がどんよりと重く、起きる気にはなれなかった。
一日子ども太鼓について回り、私も太鼓を叩いていた。
一番太鼓の時よりか楽ではないかと思いつつも、
老いて、一年間の自宅療養で、トレーニングを全くしていないこの日常が、
やっぱり私の身体をずんと弱くしていることを感じた。
また、目が覚めて風呂に入った。
長男が来たので、「おい、今日、小野リサ行くよ」と言うと、
怪訝な顔で、「父さん、まだ日曜日だよ」だった。
それほど疲れ切っていたようだ。
それを感じ、それを受け入れる。
歳をとるということは、そういうことなのだと想った。
ああ、こうなっているなぁ。
これができなくなっているなぁ。
でも、仕方ないのだ。それでいいのだ。
火曜日の朝、お日様が昇っている今でも、眠い。疲れが残っている。
ああ、身体が、だるいだるいだった。
私の仏性は、涙だな。
昨日もそんなこんなでありながら、半日、身体を使って生きていた。
畑をしまいにした。
ゴウヤ・シシトウ・ピーマン・茄子・夕顔等々だった。
みんな大袋に詰め込んで、空いたプランタに花を植えた。
コスモスだ。その周りに可愛い黄色の花のデージーを植えた。
プランタの花壇が増えた。
クマさんが、花を育てている。
不思議なものだ。そんな人では絶対になかったのに。
花を枯らす人だった私が、花を咲かす人となっている。
これも自宅療養のおかげさまだった。
小野リサだった。
超満員のリュートピア。
いい意味で騙されたな。
ボサノバはほんの僅か。
日本の歌・歌心。
本当に染み渡るその歌声に、涙が止まららない。
慟哭しそうで、自分を抑えた。
これで声を出して泣き始めたら、顰蹙ものだ。
ただ、やっぱり、私の仏性は応答していた。
涙を溢れさせるものだけが。リアルな真実だった。
ドラマ「コードブルー」の最終回だった。
偶然このドラマを観てから、私は釘付けになってしまった。
これほど「言葉」が真実の重みをもって語られているドラマはどこにもないからだ。
今の世の中、作り物と、その場限りで後に何も残らないものが多過ぎる。
私の仏性が、応答し、ただ涙、涙の、その人としての生き様・言葉を、
きちんと誠実に確かに伝えられるドラマは、稀有になっている。
脚本家「安達奈緒子」様、尊敬してます。
これだけの感動を与えられる物語を書ける人は、
きっとどれだけの試練と苦しみとを経た人に違いないと、
その言葉一つ一つのリアルさに、ただただ深く感じて、想うだけだった。
極限状況に置ける、決断と選択。
その場に立たされて初めて、人としての己の真価をただされる。
「お前は、どうするのか」
「お前は、どう生きるのか」
その瞬間に、仏性は声無き声で必ず深く深くから呼びかけて来る。
その時、自分を捨てて、他を生かせるか。
自分のことはもうどうでもいい。この人の命を助けたい。
そんな一念を想い、素直に、即、決断し、実行する。
それこそ、仏の姿であるから、
私の内なる仏性は、「そうだ」「そうなんだ」と、応答する。
それが、人としての自然な心の在り方だ。
映画「ダンケルク」は、そういう物語に充ちている。
その私の仏性に気付かせ、目覚めさせ、涙と言う現れで応答させるのが、
「本物の歌心」であり、「深い深い超越的無意識=仏性」の物語だ。
今、その本物が稀有な哀しい時代となってしまった。
今朝もこうして瞼をはらしている私。
どんよりと疲れが残っている私。-
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