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from: クマドンさん
2018/02/22 06:15:12
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不思議だなぁ。今日も生かされている編
大好きな役者さんOさんの訃報を聞いた。
66歳。心不全。
ロケに行った滞在先の出来事だったらしい。
共演者、スタッフ、家族に見守られての最期だったと。
しかし、人とは、何とも儚いものだろうか。
私も、何時その瞬間が来るのかは、分からない。
人として生まれた宿命には、
死ぬと言うことが定められている。
そして、その死とは、いつ私に訪れるのか、
そのことを誰も知らずに生きている。
突然の心不全。
救急車で搬送された時には、既に手遅れだった。
私は、夜の9時に搬送されて、直ぐに手術だった。
彼は、その手当も間に合わなかった。
私は、死を意識して、生きているだろうか。
昨日、ふと感じたことがある。
今は、余生ではないかということだった。
生きていると想うから、我儘も出て、腹も立つ。
死んだ人ならどうだろうか。
家族に対する気持ちは、すっかり変わるのではないだろうか。
何でああしてあげられなかったのか。
どうして、あんなことを言ってしまったのか。
それは、私の夫しての、父親としての立場と面子の為せる業だ。
言われたら腹が立つ。
それは、まだまだ自分を強く意識しているからだった。
そんなこと、言われても当然の私なのに、
まだまだ諦めがいつまでもつかない情けない私。
しかし、この今、ここを、死んだ後の、私として、
この家に居て、あの仕事場に居て、この地域で暮らしていたとしたら、
何だかね。
きっとすっかりちっぽな私なんぞのことは忘れて、
相手のことだけを想って、せっせと生きられるのではないかということだ。
死んだまま、生きる。
案外、その生き方は気楽な生き方であるかもしれない。
何でこんなことを言っているかと言うと、
人は、死んでからでは遅いのだと想うからだ。
きっと、魂になった父や母は、
時々、私の部屋の扉を開けて入って来る。
いつもいつも見守っていてくれると信じている。
でも、身体がある内に、声がある内に、手がある内に、涙を流せる内に、
本当は家族や友人にしてあげたかったことが、
あるのではないだろうか。
昨日は、大型トラックが急にセンターラインをオーバーして、
私の車に迫って来た。
こちらが咄嗟にハンドルを左に切れたから助かった。
もし、運転席に直撃を食らっていたら、
今、ここの、私は居ない。
私とは、日々、そんな危うさの中で生かされている。
今、死んで、魂になっているとしたら、何をするか。
そのことだけを、したり、言ったり、すればいい。
そう想いつつ、日々を生きたいものだと、
想えるようにもなってきた。
しかし、直ぐに忘れて、我儘がでてしまうけどね。-
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