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  • from: クマドンさん

    2018/08/16 09:33:22

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    尾畠春夫さんという人の生き方

    尾畠春夫さんという人の生き方。
    何だかジーンと涙が流れた。
    大分県から居てもたってもいられない。
    まさに「見過ごしにはできない」と、馳せ参じた。
    ボランティアのために19万キロも走っている。
    何と言う人だろう。

    やっぱりこうやって人のために親身になって生きている人が居た。
    この人の存在そのものが、何だか私自身への救いだった。
    私は、何をしているのだろうか。
    そんな気持ちにもなってしまった。

    だからと言って、同じことはできないし、しないだろう。
    彼のように震災の土地で500日間も献身することはきっと私には無理だと思う。
    まだまだ自分のことが先になる。
    自分の楽しみや趣味が先になる。

    自未得渡 先渡他 という言葉の通り、
    彼は、生きている。
    そして、そうやって慈悲に生きている人が居てくれる。
    そのことが何よりも在り難かった。

    今回のことは、何だか彼が呼ばれているような不思議さを感ずる。
    彼でなかったら、救ってあげられなかったと思う。
    だから、彼を呼んだ。
    彼の感は、神様からの導きでもあったと思う。
    迷いなく、その山道を登った。登った。
    そして、発見した。彼と出会えた。

    何だかね。
    現実の話は、物語を超えている気がするね。
    彼の生き方を感じ、彼の話を聴き、何だかこころがしゃんとした。
    ああ、尊いなぁ。人間ってすごい人にもなれるんだなぁと、頭が下がった。

    今回の遭難で発見されたのは、幼子だけではない。
    日本には、まだ彼のような生き方をしている人が居た。
    そのことの再発見が、このニュースの大きな収穫だった。
    彼は、やっぱり人として偉大な人だ。
    市井の名も無く生きている独りの78歳のお年寄りだ。
    「世の中にお世話になったから、その恩返しをする」と、
    鮮魚店を閉店して、65歳からのボランティア人生。

    その記録が、各地で映像に残されていることがすごいことだった。
    東北の大震災では、アルバムや写真の捜索をしていた。
    7年前の若さだった。
    震災や災害があると、そこには彼の姿があった。
    みんな自炊・手弁当・自費での参加だ。

    だからと言って、誰もがやれることではない。
    私は、未だに被災地のボランティアに一度も参加していない。
    でも、ここに居てのボランティアは、やりたいと思っている。
    そして、お年寄りや子どもたちのために、何かできればと願っている。
    本の少しの優しさで、お年寄りや子どもたちには接したいとも想っている。
    できることは、これだけだ。

    彼は、「見過ごしにできない」と感じて、直ぐに大分を飛び出して行く。
    その行動力が、その決断力が、そのことがとても尊いと私は感ずる。
    私には、その真似はできないだろう。
    でも、私にも「見過ごしにはできない」と感じたら、
    この地域で行動し、果敢にやらねばならないときは勇気を出して、決断したい。

    心のそうした灯を、つけてくれた彼の偉大さに敬意を表す。

    凄い人がまだまだ居てくれた。
    嬉しくて、涙が流れた。

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