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from: クマドンさん
2018/09/13 04:35:21
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再任用だった
さてさて、昨日から再任用だった。
こんな展開になるとは自分のことながら予想できなかった。
また同じ職場・仕事に戻るつもりはなかった。
そのために介護職初任者研修も修了した。
これからは、全く未知な分野で働こう。
人生はたった一回きりだから、
まだ身体の動くうちに、福祉の仕事に就きたいという思いだった。
作業所に行ったことがある。
大人の知的な障がいをもった人たちだった。
Hさんがそこで身体を動かすワークショップをする。
私は、その見学だった。
和むんだな。
心がすっきりと、静かになるんだな。
楽しいんだな。
それは、その人たちの人としてのありかたの感化だなぁと感じる。
老人福祉施設のプランタの花のお世話をしている。
晴れると自転車で大山台に行く。
畑の作物の様子を見て、それから各プランタの花の世話をする。
枯れた花は刈り取り、茂り過ぎたら茎を切る。
そうやってお世話をするガラスの向こうに、
この施設のお年寄りたちがソファーで佇んでいる。
ああ、私にもしできる仕事があるとすると、
きっとこの人たちの話し相手位なんだろうなぁだった。
自分のことばかり考えていると、
何だか寂しいものだ。
この歳になって、つくづく人とは独りぼっちなんだと感じている。
本当に独りなんだ。
でも、独りでない人は居ない。
だから、独りを深く感じ、味わっている人は、
その隣人である独りの傍らに居て、
その人の少しでも慰めや、力になれば本望だ。
独りでずっと東北一周5日間の旅をした。
寂しさは感じなかった。
独りでどんどん見聞する。
あれもこれもと足を運ぶ。メモをする。本を買う。資料を集める。
その時、独りだから寂しいとは感じない。
「独りがいいなぁ」と、何だか独りが当たり前となっている。
「自由と創造」とは、独りで生きる人にだけ与えられる喜びだ。
何だか、どうでもよくなった。
本当にいい加減な人となり、あいつは駄目だとのお叱りをよくよく受ける。
でも、そのことばかりを気にしていると、
いつの間にかそうした人たちの想いに巻き込まれ、
そうした想いを気にすることで、
自分が自分らしく生きられないような気がしている。
庭の野菜も花たちも、みんなお独り様だ。
餌を食べにくる雀たちも、群れていながらお独り様だ。
本当は、自然にある全てのものは、お独り様なんだな。
だから、私も、独りでいい。独りが、人なんだ。
そうだからこそ、作業所の人たちの想いと繋がる。
あの廊下で佇むお年寄りの孤独に寂しさに共感できる。
独りであることは、他の無数な独りと、
自分が出会った独り、独りと、友になれる。共になれる。
そんな気がする。
だから、独りは、孤立ではなく、孤独・独立なんだ。
深く深くその孤独を味わい、その孤独を生きている人にだけ、
分かるものがある。
私は、そのことにようやく少し近づき始めているようだ。
新しい仕事場にも、小さな孤独な魂が居る。
彼や彼女は小さなイエス様だ。
だから、私は、その足元にかがんで、その足を洗えばいい。
それができる私となるために、
きっとここに派遣されたのだと、私は信じている-
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