サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: クマドンさん
2019/03/30 05:41:23
icon
黙って聴こう、感じよう
ああ、反省。反省。慙愧。慙愧。
どうして私は、酒が入るとくどく長くなってしまうのか。
情けないほど、それは、哀しい事実だった。
人様のことには、口を出すべきではない。
余計なことを言ってはならない。
お前は一体何者なんだ。
自分自身を顧みよだな。
従兄のMさんにもそうだった。
何であんなに厳しく言い切ることができるんだ。
確かに、ガツンと言わねばと思ったとしても、
それは、ちょっと控えるべき話だったと、今は反省。
同僚との飲み会でもそうだ。
他者を批判・非難するようにことは、絶対に言うべきではない。
例え、そのことで組織が改革されようとも、
私が、それを言う立場でないことは、よく分かっているはず。
なのにここでも余計なことを言ってしまった。
Wさんに対してもそうだった。
私は、自分がそうだったからと、
親身になって考えて苦言を呈したつもりだった。
こんなことを言えるのは、私たちしかいないとの忠告のつもりだった。
しかし、そんなことは、彼自身重々分かっている。
分かっている上での決断だ。
それなのに、他人の私がとやかく言うことはない。
云う必要も無い。
酒が入ると、くどくなる。長くなる。同じことを繰り返す。
その内に気分が高揚して、声も大きく、何だか威勢だけがよくなっていく。
そんな話を聴かされている相手はきっとたまらない。
それも、自分自身の決断に対する批判や非難では、
何だか聴いていて腹も立つだろう。
Sさんからのメールも届いた。
途中の会は、どこへ行ってしまったのかかな。
いつもは、お互いに「いかに生きるか」の気付きを語り合った。
今、ここで、何を感じているかを聴き合った。
そして、何か心を豊かにして、しばしの余韻を残しての別れだった。
そうやって、何年も続けられたこの会だった。
しかし、Wさんの病から、私は、そのことだけで語り続けた。
彼もまた、そのことで悩み苦しんでいる。
だから、私は勝手によかれと思い、そのことへの私の想いを語った。
すると、どうだろうか。
私は、聴くことをしていないのだった。
ただ、黙って相手の想いを受け入れ、感ずることをしていなかった。
1年前までの途中の会は、互いに感じ、聴き合う会だった。
その聴いた話から、また新たな気付きが生まれ、
発見が生まれた。
その気付きと新たなる視点とが、この会の何よりものお土産だった。
しかし、あの時以来、その原点が見えなくなっている。
そこに私が気付かなかった。
いつもいつも愚かな私だ。
もう、熱を帯びたようにして、一方的に想いを語ることは、止めにしよう。
そのことで、私は、人を傷つけている。
そして、何よりも、自分自身のことを傷つけている。
私は、そうやって友を失う。
私は、そうやって人が離れる。
こんな恥ずかしいことなのだが、恥ずかしいことだからこそ、
これからの私のために、ここにこのことを記している。
「いい気になるな」「何を生意気に」だな。
酒は、やっぱりおっかない。
聴くことから始めよう。
感ずることだけを大事にしよう。
語るのは、ずっとずっと後でいい。
そして、少しだけにする。
61歳の自戒である。
孤独になるのは、こんな私だから、仕方ない。-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
-
コメント: 全0件