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from: クマドンさん
2019/06/27 05:26:00
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身体からの教え
書けないのは、体調のおかげ。
やっぱり言葉を書くとは、考えること。
そのことができるのは、体調が整った時と、
この一週間、そのことを実感している。
身体のことを忘れてずっと60歳まで生きて来たわけではない。
それはそれなりに、身体を大事に想い、
減量をしたり、トレーニングを続けたり、食事に気をつけたりした。
しかし、本気で考えていたかと思うと、
そこいら辺に甘さがあったことを、この歳になっての実感だった。
つまり、してきてことは、ここの現われであるからだ。
今、ここの結果とは、それまでずっとやり続けて来たことの蓄積・結果だ。
今、ここでこうなっているのは、
それまで長年私が繰り返し、やって来たことの評価でもあった。
そんなことに気付かずに、私は愚かに生きて来た。
医師に言われた。
「肝臓はちゃんとお酒を休めば復活します」
「しかし、お酒を飲み続ければ、その細胞は傷つき、回復しません」と。
若い頃は、それなりにタフで、強靭な生命力があるから、
そうしたお酒に寄るストレスは、その力で跳ね返してもいた。
しかし、歳をとるということは、まず身体が肉体的に衰えることである。
それは、全ての臓器にも言えることだ。
私は、その自覚を持たなかった。
だから、酒を毎日・毎晩飲み続けた。
その挙句が、この結果だった。
「自業自得」とは、このことを言う。
私は、やってきたように、今、ここの私になっている。
この下っ腹の皮下脂肪のたるみと、中性脂肪のMaxの高さ。
それもまた、私の生き方の為せる業だった。
つまり、「どう生きてきたか」の答えは、
この身体に現実が語っていることだった。
今、ここの私の身体は、ここ数年の生き方の結果だった。
身体は、私の生き方の証・現れだ。
その身体を、自覚する。
すると、これからどうこの身体と付き合って行ったらよいのかがよく分かる。
もう過ぎ去った過去のことをいくら後悔してもどうにもならないことなんだ。
やってしまったことを、懺悔し、後悔することも、私の人生には多い。
今、ここの私は、それまで生きて来た私の結果であり、証である。
そのことを、メタに認識し、自覚することだ。
身体に対しての「ごめんなさい」は、いくらでもある。
どうしてこんなに自分自身に対して善くない生き方をしてきたのだろうか。
それは、後悔だ。
しかし、今、ここを生きている私にとっては、
「これからどうしたらいいか」が、「問い」なんだ。
それは、この8月で62歳になる私の身体への「問い」でもあった。
ここに、私の身体がある。
その身体を、自覚する。
まさに、自覚とは、「自分に目覚める」ことである。
私ではなく、身体としての自分の声・言葉を聴き、
その声の示す道を、何も考えず進むことだ。
「問い」があることは、「答え」があることだ。
その「答え」に気付き、その答えを自覚するために、「問い」が生まれる。
そして、その「問い」とは、身体への衰えに対する気付きから生まれるものだ。
「衰えた」さて、「どうするか」が、
今の私への身体からの「問い」だった。
だから、「考える」。
そして、「こうしたどうだろうか」との声に聴き従い、
やめるべきをやめ、我慢すべきを我慢して、
私ではなく、身体そのもののために今、ここを生きる生活。
その生活こそ、本当に自分を愛し、大事にする生活ではないかと、
やっとこの歳で、気付くことができたようだ。
身体と自分との一体感とでも言うのかな。
身体は、自分なんだという実感。
それまでは、「私」だけが優先して自分勝手に生きて来たという自覚。
今は、この身体を優先し、この身体が自分なんだと自覚して、
その身体との対話を通して、今、ここを生きる生き方への転換。
昨夜、休酒のために、何度も夜中に目覚めた。
それでも、こうして朝を迎えると、
酒を飲んだ翌日とは全く違う、すっきりとした体調の朝になっている。
この朝は、「気持ちよい」。
だから、これを書いている。
それは、「考える」ことができているからだ。
身体の健康と心・精神の健康とは、一つなんだ。
この一週間、疾風怒濤の嵐の中での絶不調だった。
まず、身体を第一にする。
その生き方が、幸せに生きる道なんだと、改めて知った。
今夜も休酒だ。
そろそろ酒とお別れするシーズンが来たのだろうか。
寂しいことだが、それが身体の声が語る現実である。-
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