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from: クマドンさん
2019/07/27 06:42:20
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不思議だなぁで、ずっと来ている
不思議たなぁと、振り返ると想えることが多くなった。
そうやって自分に起きた出来事を不思議に感じていると、
何だかそのことが繋がっていて、連鎖し、そうなるように流れて来た気がする。
すると、安心をする。
きっとこれからも、きっと死ぬまで、この不思議だなぁで生きられるからだ。
不思議だなぁは、いつまでも続いている。
そのことを信ずるならばだな。
もう7~8年前になるかなぁ。
劇団を立ち上げた頃のことだった。
古町どんどんに私が出かけた。
いつものように飲み歩き、酔っぱらいの私だった。
その瞬間、ガーンと魂を打たれた。
「この歌声は、何だ」「何で魔笛の夜の女王が、鳴っているんだ」だった。
Yukaだった。
あのコロラトーラソプラノのMaxの歌声が、古町モールに響いていた。
「オペラが街にやって来た」その衝撃を今でも忘れられない。
そうか、コンサートが向こうから街にやって来てもいいんだなの、
正に逆転の発想だった。
それから、その日と翌日のYukaのコンサートを追っかけた。
魂を鷲掴みだ。魅了されて、ただ言葉にもならない状態だった。
そこで、劇団の役者のHさんに出会った。
彼は、私よりも半年先に、Yukaの追っかけをやっていた。
そして、Tukaファンクラブを立ち上げると言う電話をいただいた。
私と彼とは、まさに親衛隊のようにして、そのクラブに参加した。
ここからなんだな。
私の音楽とのかかわりの原点は。
私は、Yukaの追っかけを続けた。
そして、最前列で陣取り、「ブラボーブラザース」を結成して、
彼女の歌に力いっぱい全身全霊で声援を送り続けた。
「ブラボー」「Yuka」
その頃、花束王子も仲間に加わり、
私たち3人は、とにかく彼女のstreetのコンサートを盛り上げた。
そして、思った。
「山の下でも、このコンサートはできないだろうか」と。
そう想うと、行動に出るのは素早い私だ。
後先のことを考えず、とにかく、コンサートの会場を求めた。
すると、山の下市場に「なじら屋」という、
豚肉専門の焼肉屋を、Cさんが開店をした。
私は、職場の帰りに、毎晩のようにそこに寄った。
そして、その2階の10畳くらいのスペースでコンサートができないかと考えた。
コンサートが山の下の市場に来たっていいじゃないかだった。
すぐに、Cさんに話し、彼も大賛成をしてくれた。
演奏者は・・・。
そう言うば10年ほど前に、
沼垂の焼き鳥屋「山小屋」でもコンサートをやったことを思い出した。
私が企画したコンサートの原点は、この「山小屋」にあった。
そこで、第一回の演奏者を視覚障がい者であり、
東京芸術大学を卒業したバイオリニスト、佐藤博さんにお願いをした。
彼とは、偶然、山小屋のカウンターで出会った中だった。
つまり、私のコンサートの企画は、
沼垂の「山小屋」から始まり、山の下市場の「なじら屋」に継承された。
その時、演奏してくれたジャズメンは、
私が、jazzstreetで追っかけをしていた人たちばかりだった。
これは、Yukaの追っかけ体験から学んだことだ。
演奏者には、心から「ブラボー」で感動を伝える。
そして、演奏の後に握手を求め、直接感動を言葉で伝える。
その内に、何度も通ううちに、私のことを覚えてもらえる。
そして、私の役目は、どこに行っても「ブラボー・ブラザーズ」だった。
山の下市場のstreetで、「なじらね音楽祭」まで、やることができた。
大勢のスタッフと市場の商店街の人たちの力の結晶だった。
今、思うと、夢のような音楽祭だった。
しかし、ある年で、さっとこの山の下から音楽が消えた。
私が力尽きたからだけではない。
いろいろとあっての消滅だった。
だから、「いつか、必ず、再び、山の下で」が、
私の念願となった。
そして、濱田道子さんというグレートなjazzpianistと出会った。
私は、彼女の追っかけをした。
すると、彼女が山の下の出身であることと、
山の下市場とのかかわりがとてもデープなことが発覚した。
「ぜひ、山の下でコンサートを」だったな。
私は、昨年、シンさんのお店と出会った。
そして、シンさんの人柄と、この店のコンセプトと、雰囲気に魅せられた。
吹き抜け付きの2回には6畳くらいの部屋があった。
「ここで、少人数のコンサートをやりたい」と、閃いた。
そして、昨年は9、10,11月と3回のコンサートだった。
10名限定のプレミアチケット。
千円でワンドリンクが付く。
そして、昨夜は、濱田さんとそのフレンドを迎えての5回目のコンサートだった。
不思議だなぁと、いつも感ずる。
どうして、いつから、私は、こうして、コンサートの企画をするようになったのか。
やっぱり、それは、その時その時の出会いのおかげさまだということだろう。
しかし、機が熟さねば、収穫はできない。
そして、その機とは、やっぱり向こうからやってくるものだった。
私が、無理やりこさえたものは、失敗に終わっている。
本当に「不思議だなぁ」と思うことのみが、現実となっている。
昨夜のコンサートを聴きながら、つくづくその不思議の在り難さを味わっていた。-
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