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from: クマドンさん
2019/09/24 05:33:39
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身体を動かすことから始める
身体を動かす。
そのことを第一に始める。
台風の影響で、風が強い朝だった。
前から気になっていたプランタの花の整理をしたかった。
三日目の休日は、どこにも行かない、ここに居る。
妻はまた川崎の次男のアパートだ。
ご飯を炊いて、朝食を自分で作り、さっそく始めた。
一つ一つのプランタの花たちを剪定する。
雑草を抜き、寄せ植えにする。
花がなくなったプランタの土を耕す。
手でもむ。もぞもぞと固まった土を柔らかくする。
そのもにょもにょ感が気持ちよかった。
土を触る。土を感ずる。これも庭仕事の楽しみのひとつだ。
次に野菜を育てていた大型のプランタに土を入れる。
その時、赤玉土の上に培養土を入れ、腐葉土を重ねる。
この隠れて目には見えないが、
土の中の栄養分がとてもとても花の成長には大事になっていく。
その土が、どれだけ柔らかな土であるか。
その土が、どれだけ酸素を含んだ土であるか。
その土が、どれだけの養分を含んだ土であるか。
花は、その育てられる環境によって、生育に大きな違いが顕れる。
その花の色や葉っぱの色や、
その花の丈夫さや、力強さは、こうした環境によって左右される。
それだけでない。
元気な花たちに育てるためには、毎朝・毎夕の水やりだ。
そうやって花たちに毎朝挨拶することで、
花たちの微妙な変化を察知することができる。
全ての花たちは、日々変化し、成長を続けている。
継続しながら、次に続く。
そのプロセスに何か障害や問題があると、
そのことが、花の様子に顕れて来る。
それを、察する。
だから、毎朝、毎夕にこの庭に立ち、花たちを見つめる。
その時、全体の花たちを見つめるだけでなく、
個々の小さな花たち一つ一つをちゃんとしっかりと見つめることだ。
花と言う存在は、無い。
一つ一つの花は、在る。
だから、そういう気持ちで、一つ一つに声をかけ、
一つ一つに触ったり、見つめたりをする。
それは、一つ一つと私が出会うこためには必要なこととなる。
一つ一つを見過ごさない。
一つ一つを大切に想う。
そんな私の花への想いは、伝わっていると、感じている。
その想いを感ずるから、花たちは喜び、独自の色をこの世で発する。
だから、まだ何も植えられていない十数個のプランタの、
この先がとてもとても楽しみだった。
今年もどんな花たちとの出会いがあるかと心待ちにしている。
その花は、他の人の他の庭で咲く花であったかもしれない。
しかし、私と出会い、私の庭に連れられ、このプランタに植えられた。
ということは、その花の命を預かった私には、
その花を元気いっぱいに育てる責任があるということだ。
その小さな命に対する責任を、
愛情と言うのではないだろうか。
愛は、命にに対する責任なんだ。
午前中、実はフェン現象で蒸し暑かったようだ。
全部のプランタの作業を終えたのが12時近くだった。
実に3時間余りの作業だ。
そしたら、へとへとにくたびれている私自身をそこに発見した。
「動けない」「難儀だ」「どうにもならない」
私は、さっそくカレーうどんを作り、休むことにした。
しかし、その美しく整理されたプランタを観ると、
何だか疲れを忘れて、充実した気分になる。
だから、まず、何でもいい。身体を動かすことなんだ。
身体を動かすと、必ず、結果が顕れる。
その結果に満足すると、その日がきっと充実した一日なるものだ。-
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