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from: クマドンさん
2019/10/29 05:46:57
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哀悼 八千草薫 様
八千草薫さんが亡くなったとの知らせだった。
88歳だった。
憧れの女優さんだ。
あの清楚な佇まいと、優しい笑顔と、あの声と、
何とも言えぬ素敵な女性だった。
また1人、昭和の大女優とのお別れとなった。
ご冥福を心からお祈りします。
何だろうなぁ。
「美しいなぁ」と、想える女性の顔立ちや感じが、似ているのはどうしてかなぁ。
私が、女優や歌手の女性で憧れる人は、
何だか似た感じの人たちばかりだった。
そこには、きっとそう感じさせる何かの共通点があるとは想う。
しかし、その共通点が何かは、はっきりとは言えない。
何だかその人なんだとという思いが既にここにあり、
その想いと姿が一致する人と出会うと、
「この人だ」と、感ずるような気がする。
酒井和歌子さんもそうだった。
私は、小学4年生での時、映画館で彼女を観て、心が奪われてしまった。
あの胸が切なく、虚しく、苦しく、
どうしてもまた会いたいと言うあの空っぽな気持ちだ。
あれは、私が生まれる前から存在していたDNAに、
彼女が顕れ、ヒットしたのだと確信している。
つまり、私が八千草薫さんを好きになり、
酒井和歌子さんを好きになったのには、
ちゃんとした理由があり、法則があったのではないのかの話だ。
Tさんのブログに若村さんという女優さんが映っていた。
「ああ、きれいな人だなあ」と、私が感じた。
そのことをTさんが感じたから、きっとこの写真を載せたのだと想う。
そしたら、その下に、Tさんの友達の女性から、
「若村さん、きれいですよね。私も大好きです」と書き込みがあった。
この時だ。
「どうして同じ人を、違った三人が美しいと感じたのか」の問いが生まれた。
というか、私たちには、その若村さんのような女性を美しいと感ずる、
共通のDNAが授けられているということではないだろうかの驚きだ。
そう考えると、腑に落ちることが多くなる。
私が先では決してないのだ。
きっとその人と出会ったら、そう感ずる何かを私はもっと生まれて来たのである。
心の琴線に触れるという言葉がある。
言葉があるということは、その琴線は存在している。
その琴線の存在を信ずれば、何だかこのことは説明できる気がした。
その琴線は、生まれる前から私には与えられている琴線だ。
その琴線に触れ、その琴線を揺らし、響かせるものだけが、
私にとっての真実の美であり、本物なんだ。
ある女性を美しいと感ずることや、美しいものと出会い思わず涙することは、
この琴線に触れたからの顕れなんだと私は思った。
だから、この余生では、
その琴線に触れる美だけを求めて旅してもいいのではないかと、
ふとふとそんなことを考えた。
美とは、全てのものの昇華であり、包括した存在なのではないだろうか。
「美」は、「真実」であり、「善」でもあると、
62歳のクマは、確信するのであった。
だから、まず「美」なんだ。
その「美」は、見ることも、聴くことも、触ることもできるからだ。
そして、その「美」に魂の琴線が降れ、動かされることを「感動」と呼ぶ。
心から感動し、震えた時、
私は、きっと「真実」と「善」とも一緒に味わっているのである。
なんてね。-
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