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親父たちよ

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  • from: クマドンさん

    2020/11/18 11:16:49

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    異星人学会の夜は続く

    さてさて、こうして何かを考えていることが、私の楽しみのようだ。
    昨日も三重県のHさんと、リモートをした。
    「異星人学会」がどんどん深くなり、面白い。
    やっぱり人間いかに生きているかに、
    私も彼も、興味津々だった。

    自分がいないから、人のせいにする。
    自己弁護のことばはいくつも用意している。
    悪いのは絶対に自分ではない。
    あなたがこうだから、こうなってしまったんだ。
    責任は、あなたにある。

    そう言われることがある。
    五分五分とは言わないが、
    どこかでお互いだろうとも思っている。
    私だけがではなく、私がこうした。こう言ったのは、あなたがそうだから。
    では、ないのかの話だった。
    つまり、私が独りで瞬間湯沸かし器のように沸騰はしないということ。
    その火をつけて、加熱したのはそっちだろうの話。

    しかし、この手のカテゴリーに入る人たちは、
    「できない理由」は、とてもたくさん保持しているものだ。
    そして、出来ないのは、他人のせい。あなたのせい。親のせい。環境のせい。
    自分は、そこには何もかかわっていないのです。
    こうなってくると、何ともとっつきの仕様がなくなる。
    「うーーーん」と唸らざるを得ない。

    何かを決める時もそうだ。
    自分では決めない。
    例えば、旅行の出発の時刻がそうだ。
    「何時にする?」と聴いても答えを出さない。
    また、聴いても、その時刻を決めない。
    決めると、そうしなくてはならないからだ。
    「いつまでに部屋を片付けるの?」と聴いてもはぐらかす。
    決めると、そうしなくてはならないためだった。

    それは、自己決定からの逃避である。
    だから、何事も遅々として先に進まない。変わらない。そのままである。
    そのことに対するストレスを、実は本人も少なからず感じてはいる。
    でも、動き出すことが面倒だ。
    やりはじめたら思い通りに徹底的にやらねば気が済まない。
    だから、数時間で終わる仕事も、膨大な時間がかかる。
    そのことが分かっているから、なおさら、やらなくなったようだった。

    時には、すごい剣幕で攻撃に転ずる。
    あれやこれやと、過去の一切を記憶にとどめている。
    「そもそも結婚したことに間違いがあった」と、始まると、長くなる。
    忘れて欲しいことを、絶対に忘れない。
    そのことは、刻まれている。
    刻印されている。
    だから、消しゴムでは消えないものだ。

    そのことも、理解できた。

    そうした原因に、母親との関係があることが、多いようだ。
    幼少期から思春期にかけて、母の愛情をいっぱいにもらえなかった。
    母に愛してもらおうと、求めても拒まれた。
    母は可愛いと思ってくれなかった。
    母は姉ばかり可愛がり、私のことを嫌っていた。
    時には、言葉の暴力や、直接の暴力で虐待を受けていたこともある。
    母の存在に怯えて育った人もいるだろう。
    そのことも、やはり、その人の心のトラウマとして刻まれる。

    そうした結果、自分を確立するチャンスを失い、
    自分で何も決められないまま、
    ずるずると何かに依存して生きている場合もある。
    そんな相談や困りごとをよく受けることがある。
    個別な問題なのだけれど、どうも共通するものを感ずる。
    その深いところでの共通とは何かと言うと、
    母親や父親との確執。愛憎。反発と依存。支配と命令。かな。
    そこのところが、まだ解決されていないと、
    今の困り感だけで考えても、
    この困り感の解決の本質には至らないようだった。

    子どもは、親を選べないとよく言われる。
    それは、そうだ。
    しかし、確かにその親の愛に恵まれて育っている子どもたちはいる。
    でも、そうでない子どももいることは確かだった。

    40代・50代と、大人になってからの心の不具合には、
    そうした親子関係でのトラウマが原因であることが多いのではないだろうか。
    教師をやっていて、いつも思っていたことは、
    「この子が成長するためには、母親が、変わることだ」と。
    しかし、家庭には、介入できない。
    そんなことを言ったら、教師としての仕事に対する無責任と思われる。
    でも、そうなんだ。
    今、出会っている子もそうだった。
    でも、私は、この子のためには、何もしてあげられないのが現実だった。

    そんなトラウマを無意識の闇の中にしまい込んで生きている人って、
    けっこう多いのではないだろうかと、最近はよく思う。
    どうやったら、救えるのか。
    それが、今後の「異星人学会」の課題となっている。

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