腹の立つこともある。
昨日なんかある会議でブチギレルところだった。
しかし、それは、今までの私だったらのことだ。
ああいう輩は、元々根性・性根が腐っている人だ。
特に、どうでもいいから、言っても無駄だから、煩いから、
誰もかかわらずにほったらかしにしておいた人たちだ。
それだから、反省しない。悔い改めない。
いつでも、どこでも、自分だけが正しい。
問題の隅々を突っついて「正論」を捲し立てる。

しかしだ。
その正論で相手の困窮を助ける気持ちならそれもいい。
彼等は、その正論とやらを振りかざして、
支援することはおかしいのではないのかと抗議する。
誰もが呆れ、馬鹿じゃないのかと思っているのに、
本人だけは、自分は偉いとばかりに、正論を述べ続ける。
これまで、30年以上も問題にもならなかったことを、
その相手を攻撃し、溜飲を下げるためだけに、攻撃の手を休めない。

ところが、そんなバカげた話の為に、会議が1時間以上も延長される。
その上に、加勢する愚か者が出て来るから、
もっともっと腹立たしいのだ。
さくさくと議事は進行されるはずなのに、
こだわって、悪意を持って臨んでいる輩がいるために、
その人たちの長々と無駄な意見のために、
会議は踊る。延長。延長。

最後に決を採る段階でも、手を挙げて違った視点から攻撃を始める。
こんな人も、やっぱり世の中には存在しているんだなの情けなさ。
みんなは、困窮しているその人たちのための支援はしよう。
そういう気持ちでこの決定をしようとしている。
その人たちは、「何でそんな奴らを助けるんだ」の抗議だった。
自分たちもかっては助けてもらったことがあるのに、
個人的に憎いと思っているから、その支援を通さないように各策をする。

「バカやろう。表に出ろ。殴ったるぞ」とは、昔の私なら啖呵を切ったな。
でも、今は、いたって冷静だ。
本当に80歳を過ぎても意地悪で、頑固で、悪意を持って生きている人は居る。
50歳でも、自分が一番頭が切れ、何でも分かり、相手を潰すために狡猾に生きる。
そうした二人の馬鹿を目の当たりにした時、
この人たちは、これまでの人生で何を一体学んで来たのかの驚きだった。
つまり、年齢でも立場でも経験でもない。
性根が腐っていたら、例えば教師という立場でも、どうにもならないということだ。

情けないが、その歳になれば、周りは、何も忠告はしないだろう。
ただ、馬鹿な奴だと、離れるだけだ。
その味方になれば、自分も同じ馬鹿な奴らの仲間と思われる。
そんなのまっぴら御免のすけだ。
勝手に、こいつらは、愚かなまま死んでいけば、それでいい。
人への愛のない人は、人から絶対に愛されない人たちだ。
それは、すり寄り、おべっかを使い、美味い汁を吸い尽くそうとしている輩はいる。
そいつらも、人間としての程度は、下の下の下だ。

「愛だろう」「困っていた人がいたら助けるだろう」
どうして、「正論」を振りかざして、助ける人たちの支援を不当だと抗議するのか。
規則上、緊急事態だからと即刻役員の人たちが支援のために動いたことを、
「俺は、知らない」「何で、俺の合意を得ないのだ」「規則に、反する」
しかし、この輩たちがそう言うのは、助けを求めている人を憎しと思っているからだ。
正論に見せかけて、実は、義理としがらみの世界なんだな。
心の中はギトギトに腐敗しているのに、見えるところでは「正論」の志士を演ずる。
しかし、この輩たちの愚かさは、
みんなその輩たちの腹の中が腐っていることを知っている。
この抗議は、その相手のことを困らせ、いじめるためにしていることを理解している。
そんなアウェーの空気感すら察することができない人たちだ。

情けない、本当に憐れな人たちだ。
と、思うから、馬鹿だなあと、腹も立たない。
多数決で決すれば、賛成多数は、明確だからだ。
こんな恣意的ないじめや、非常識がまかり通るのはどこかの政党ばかりなんだ。
常識をないがしろにしない。
勝手に自分の悪意・思惑を達成するために、正論を述べない。
それが出来ると過信するから、銀座のクラブで豪遊する。
この手の阿保な人には、何も言うことはない。
本人、何も反省していないからだ。ただしまったとだけは思っただろう。

まぁ、こういう人は、どこにも居る。
まず、そのことを認識することだ。
そして、この手の人たちは自分へ利益を誘導するために正論を述べる。
そして、自分に逆らう人には徹底的に攻撃をする。
確かに、その権力を恐れて、周りはしばらくは黙っているが、
この手の人の最後の末路は、昨夜の「麒麟が来る」だった。

「こら、麒麟が来るぞ。神様は、ちゃんと見ているぞ」
その畏れが無いから、こんな馬鹿なことをみんなの前で曝け出す。
成敗されるのは、信長なんだ。