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親父たちよ

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  • from: クマドンさん

    2021/02/13 07:19:07

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    歩くことは、いいことだ

    歩くことへの意識が変わった。
    それは、あの昨年10月の自転車事故のおかげだった。
    そう言えば、あれ以来、ドロップハンドルの自転車に乗っていない。
    本当にあの事故はトラウマになったようだ。

    さて、その時、私は、ふと考えた。
    「歩けば、いいじゃないか」と。
    学童の職場まで3キロだった。
    その距離は、確かに歩ける距離であった。
    自転車と天気の悪い時の自動車だけの選択肢だった。
    その中に、歩くことを入れていなかったことにも、気付いていなかったな。

    そして、歩き出したら、気持ちいいんだな。
    私は、通船川の橋を渡ってから、製紙工場に向かう道を歩く。
    ここには、民家は無く、工場地帯である。
    だから、人通りは皆無に等しい。
    私は、歩きながら、イアソンの台詞を稽古した。
    これが不思議なほど、楽しいのだった。
    行と帰りにその個所を覚えることにする。
    すると、すーっと長台詞も入って来るのには驚いた。
    「歩くと、脳も活性化されるらしい」

    次に、いつも新鮮な気持ちでいられるということだ。
    歩いている時は、ぼんやりと自分のことを考えてはいない。
    いつも周りの環境の変化を感じながら歩いている。
    空や雲や風も感ずる。
    家の中で巣ごもりだけでは、この爽やかな感動を味わうことは出来ない。
    本当に一歩、外に出るだけで、気分は変わる。転換される。
    風の冷たさ。風の匂い。何だかそれだけで、ワクワクとする。
    そして、眺めながら歩いていると、
    いつも歩きなれたこの道の途中にも、新発見はあるものだ。
    そんな気付きに充ちているのが、歩くと言うことだ。

    それから、歩けるということの歓びもある。
    まだまだ、こうして歩かなかった頃は、歩くことをおっくうにしていた。
    自転車で行こう。車で行こう。バスで行こう。
    そうした乗り物の選択肢はあったが、歩いて行こうは、あまりなかった。
    それは、昨年の猛暑のせいでもあったと思う。
    歩くなんてとんでもないことだ。熱中症で死にたいのか。だな。
    だから、あの猛暑から、歩くことは、遠ざかっていた。
    しかし、歩くと、本当に身体が活性化されることが実感できる。
    身体だけでなく、身体と共に心や精神も活性化される。
    それは、リセットされることの歓びでもあった。
    歩くことは、身体が身体としての本来の機能・働きわ目覚めさせることでもある。
    これも、実感だった。

    何よりも、距離に対する感覚が変わった気がする。
    3キロ、40分間。それは、既に歩く距離・射程だ。
    スマホが、そんな私に進化させてくれていた。
    このスマホは、その歩数を測定するだけでなく、データとして表し、
    平均値や週・月・年間の数値をグラフで明示する優れものの機能が備わっている。
    ある日、それに気付いた。
    その日の歩数が5000歩に到達していなかった。ならば、やってやろうだな。
    確かに10000歩を超えることは超難関だ。
    歩いて1時間半以上の距離を歩くことが求められるからだ。
    すると、私の中での歩く距離の基準と感覚とが変わった気がする。
    機能は、63年間で初めて、万代シティーまで歩いてシネウインドに行った。
    3キロ、40分間の範囲だった。
    カミフルから自宅まで歩いて帰ることも多くなった。
    その日は、確実に10000歩を超える。
    平均値を高めるためには、距離が短い日の分を、と゜こかで稼がなくてはならない。
    ある意味、これは身体を使った実感のゲームだった。

    不思議だなぁと思う。
    こうした歩くことへの感覚。
    歩ける距離の基準と意欲。
    これが、あの自転車事故によって、こんなにも変わったのだった。
    もし、あの事故が起きなかったら、
    きっと私は、まだあのドロップハンドルの自転車で放浪していると思う。
    しかし、今は、自転車より行動半径が狭くなっても、
    やっぱり歩くことを優先している。

    そのおかげかな。
    脚の筋肉は、外から筋が見えるようにぐっと締まった。
    太腿の太さもぐんと増して、がちがちになっている。
    臀部も叩くとかんかんな手ごたえを感ずる。
    体幹もしっかりとして来た気がする。
    歩くことは、筋肉を鍛えることにも効果は絶大だった。

    歩くことに、目覚めた。
    だから、天気の日には、必ず4キロは歩くことにしている。
    その途中に「丸」がある。
    ここで美味しいエスプレッソをいただき、彼女とお話しできる喜びもあるある。

    追伸:叔母から、「土日はショートステイに泊まります」の電話があったそうだ。
    本当に、とうとうこの日が来たようだ。
    かあんなに頑固に拒否をしなければ、
    もっと早くこうした安心・安全な生活が出来たのに・・・・。
    歳をとったら、子に従えだな。本当にそうだと、今回のことでも私は思った。

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