サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: クマドンさん
2021/03/30 08:52:30
icon
生き方を学ぶ
さてさて、3月も後僅か。
4月からの新年度だ。
みんなはいろいろな新しい仕事や学校である。
退職をすると、それがなくなる。
しかし、私は、いよいよ本格的なシフトが決まり、働き始める。
土曜日は全部仕事に成った。
つまり、私は、人が休む時に替わりに仕事をする人となっている。
月間80時間未満の労働時間だ。
だから、週に3日~4日の仕事。
63歳の私には、願ってもないシフトである。
同僚は20代の女性ばかり。
本当に明るく、元気な職場である。
そこで私がどんな役割を果たせるのか、
全く初めての仕事なので少々戸惑いは隠せない。
まず半年を目指す。
そこでやっと正式採用となる。
つまり、今は試用期間として試されている時期に成る。
63歳、未経験者、元教員が、介護職に就く。
このことに実は、価値があると考えている。
老々介護ではないが、これからの現場は、元気な60代を必要としている。
いつか自分がお世話になる場所だ。
ならば今のうちにその仕事をしながら、事前の恩返しをする。
また、年齢の差はほんの僅かだ。
20代の女性は、まるで孫のようなものだ。
確かに可愛いし、とっても優しい人たちばかりだ。
しかし、老いの孤独や、病の心配、死への不安。
そうした根源的な想いを聴き、何とか話し相手になれるのは、
やっぱりある程度の人生経験を持った人たちだけだ。
実体験を通して、共感的な理解が出来る。
そのために私は、主任が採用してくれたのだと感謝している。
それから、この仕事は、「ありがとうございます」をお客様から言われる仕事だ。
こんなに何をしても「ありがとうございます」を言われる仕事も無いだろう。
だから、まだ体が丈夫で、動く内は、父や母の恩返しだと思い、
この仕事に励むのも人生の道だと感じている。
歳は、自然ととるものだ。
そして、お客様は、私の10年後・20年後の姿だった。
その時、私は日々を幸せを感じて生きているか。
それは、これからの私の生き方そのものにかかっていると思う。
つまり、老いを学ぶためには、老いの人たちとかかわることだ。
ここには、多くの人生の大先輩たちがいらっしゃる。
私は、敬意すらいつも感ずる。
生きて来た。生き延びて来た。そのことでけでも、偉いことだった。
そうしたリスペクトを忘れず、日々生き方を学ぶ。
それか、4月からの私の目標になったような気がする。-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
-
コメント: 全0件