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親父たちよ

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  • from: クマドンさん

    2022/07/18 10:35:43

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    ジャズスト1日目

    前夜の楽しい呑み会のおかげか、日頃のお疲れ様のおかげか、朝、草取りをしてから、朝飯を食べて、布団の中で新聞を読んで眠ってしまった。本当に色々あった1週間だった。劇団のSさんとの呑み会。Kさん、Yさんとのご宴会。それにしても、肝臓の強さには驚いている。翌日は、スッキリだ。しかし、64歳、無理が効かない体になっているはず。休む時には、素直に休もう。
    新しい息吹だ。この若気が実に斬新に、新鮮に響く。何かを生み出そうとする活力は、若気のものだな。自分たちの力が、どんだけのものなのか。楽しいだろうなぁ。こうして演奏することは。彼等のデビュー時代から、知っている。長男が仲間の1人に入れてもらった。若いとは、これからと言うこと。若気とは、至らねばならないと言うことだ。サックスとトランペットのハーモニーに体か震えた。ピアノには、いつも深いリリシズムを感じた。彼は、ピアノで歌を歌う詩人でもある。ドラムのパワフルなリズムと、独特の世界感。ドラムには物語だ。ベースの迫力が、全ての音を支えて生かす。違うことの調和かな。jazzは、やっぱり面白い。
    ブルースは、それだけで居心地の良さを感じさせる。これは、あの貧乏学生で東京の片隅で燻っていたあの頃の私だ。やさぐれていた。何をしたいのか分からなかった。それでも、ATGだった。池袋地下や高田馬場で映画を観ていた。寺山修司、藤田敏八、黒木和雄。映画館の暗闇に青春ありだな。その切ない歌の物語は、まるでスクリーンに描き出されたやさぐれた恋だった。いい響きだ。ジーンと心にしみる。あの時代を味わった人は、このほろ苦く懐かしい味わいを知る人だ。隣りのカンカン帽の親父が、酔っ払って、ブルースに酔っ払っていた。この男の青春を聴きたい。相手は浅川マキのような女だったりして。シャンソンは、人生だ。悲しみがあるから、歌がある。ピアノが本当に素敵だったな。語る。囁く。踊る。見つめる。そんな仕草が、心のスクリーンに投影された。これを歌える人は、直子さんだけだ。「裏窓」は、女がボーっと独り、夕焼け色で黄昏れている。まさに、癖になるなぁの歌だった。
    3杯のスコッチウイスキーは、注文する度に少コッチではなく、量が倍増されていた。これぞA 7のマスターと猫ちゃんの心意気だな。歌に酔いしれ、酒に酔いしれ、酩酊酩酊、心地よい。いつかこの肝臓が、爆発する日が来るかも知れない。仲良くはしてらいたいが、「長い間、お世話になりました」と頭を下げられる日が来るな。出来れば、事故のまだ起きていない先週の土曜日に戻りたい。そしたら、ちゃんと右を確認してから左折する。ああ、人生にはもしもはないな。しかし、そんなもしもが、どれだけあることだろう。だから、今だけにする。過去はもう無い。未来もまだだ。今、ここ、酩酊する自分だけ。ただ「成るように、成れ‼️」だな。
    本格的な大人味で濃厚なjazzだ。大人とは、遊びを知り、ゆとりを生き、自分の世界をしっかりと持って生きている人だ。あるものしか、現れては来ないものだ。あるものが、顕に歌となり、音楽になって現れる。すると、やっぱりその音楽を聴きに来たお客様も、やっぱり相当な大人たちだった。この味わいは、人生の翠と甘さを知る人だけが、味わえるもの。あんなこともあった。こんなこともあった。それにしては、よくここまで生きて来られた。生き延びた。夫と死別して独りを生きたり、妻と離婚してやもめであったり、癌を宣告されて余命数ヶ月だったり。人生とは、そんな寂しさや悲しみの物語の連続だ。だから、歌を聴く。心に深く深く沁みる清水さんの歌に慰められる。私は、三胡さんに恋している。この胸にプチッと空いた穴がある。懐かしい虚しさだな。彼女に酩酊してそれを話した。それだけ、心を酔わせる音色だった。
    丸ちゃんと、巡ったjazzの旅だった。エイゲツドウの前菜五百円。チーズパスタ、シェアして五百円。ワインを3杯いただいた。素敵なお店だ。お嬢さんが、ポルトガルのバレー団で、プリマである。その写真が壁一面に飾られている。また来ようと、丸ちゃんも言っていた。彼も、昨日のjazz旅には、大満足な様子だった。
    確かに思うように行かないことだらけかもしれない。しかし、人生はそう言うものだ。私は、昨日大決心のメールを送った。まさかのお別れだった。固い頭の頑固な人とは、私は合わない。本当にその人と話すことがストレスであり、苦痛にも感じるよになってしまった。今回の事故で、そのことが、決定的になった。また、私は放蕩息子に戻る。それが、彼や彼女が砕かれ、謙虚になり、成長するためであった。「私は、出来ている」「私は、正しい人だ」これは、人間を固く小さな石にするだけ。謙虚であることだ。まだまだと思うことだ。自分も失敗する人だと思うことだ。
    さてさて、そう考えたらすごい1週間だった。連絡が途絶えていた三重の友から電話があった。また、都合の良い日には、向こうから電話が来ることになった。断たれた糸がまた繋がった。私には、もう一本大事な断たれた糸がある。小千谷のSさんだ。あれから5ヶ月が経った。もうそろそろこちらから電話してみるかな。
    生きていると、良いことも、そうではないこともある。しかし、生きているからこそ、そのことを味わえる。本日も午後からは、過密スケジュールだ。jazzストと、東京交響楽団だ。タクシー移動になるのは必須だ。酒は、控えることにした。最後はきっと焼き鳥「横綱」だな。
    人間、生きていれば、それでいい。良いことも、そうでないこともあるけれど、息をしてさえいれば、さまざまな人生の味わいを味わえるからな。😃

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