サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: かもみどり - 2さん
2012/05/18 19:33:07
-
from: たらちねさん
2012/05/17 19:07:26
-
from: かもみどり - 2さん
2012/05/16 21:57:09
-
from: yeshangさん
2012/05/05 07:28:25
icon
「いっしん虎徹」 山本兼一著(文春文庫)を読んで
長曽根興里虎徹、新撰組局長近藤勇の持っていた刀・虎徹でおなじみの刀師の物語。
興里は越前の甲冑師だったが、太平の世の中になって需要が激減し、36歳にになって鍛冶の技術が使える刀鍛冶になろうとする。
甲冑師として鍛冶の覚えはあるが刀師として一から学ぶつもりで越後を離れ、江戸に出て修業を積む。鍛冶として腕に覚えがあるだけに慢心やうぬぼれの心を起こすが、挫折し叩きのめされながらも刀剣の世界に命を懸けて取り組む。
虎徹の名をもらった興里を影(陰)となり陽となり支えるのが妻のゆき、虎徹もさるものながら病をえながらもゆきの態度には感服させられます。
―---------------------------
10年続ければ誰でもプロの域になるとは言われていますが、達人・名人になるにはそれだけの精進となにより心構え、信念と理想を確固として取り組むことの大切さをつくづくと考えさせられます。
山本兼一は書くにあたって何年か刀鍛冶師のもとで作刀にかかわったと聞いていますが、聞きかじりでないことを随所で感じさせられます。
刀鍛冶に限らず仕事に取り組む姿勢を教えられる作品です。
還暦をすぎて空手道に再度いそしんでいますが、勝敗にこだわらない、目的と理想を再度よく考えて取り組まねばと思いました。40、50は鼻たれ小僧、60、70は働き盛り・・残りの人生でやれること、やりたいことをよく考え取り組みたいとの気持ちを起こさせられました。-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
-