皆様おはようございます。只今午前５時１５分頃です。
気温は高くないが湿気を感じる朝です。

たらちねさん、まさとらさん。
釣りがご趣味のようですね。

今から３０年近い前の話になりますよ。
当時仕えていた支店長が釣り大好きでした。
この方の逸話を書きますね。決してこの方を非難する積もりはありませんことを先に申し上げて置きます。
あくまで思い出なんですから。

「珍しく今朝は早く出社もんだなあ」って思ったら案の定。
濡らした新聞紙で幾重にも包んで見せたのが４〜５０センチはあろうか？という鯉。何回も「オイ！見てみろ」ってがありましたよ。釣餌は当時の東京では高級和菓子の「芋羊羹だ」って自慢してました。

でもね、この上司の大欠点は「この鯉とか大物魚」を会社近くの小料理屋に午前中、自分で売り付けに行くこと。これを再三やってたイヤらしい上司でしたよ。

でもね。このイヤらしい行動には理由があったんです。
奥さんと二人暮らしでお子さんがいなかったことにあるんです。大物を仕留めても家庭で食べるチャンスがなかったんですね。寂しい気持で会社に持って来て、僕らに見せびらかして、挙句、行き着けの小料理屋に売り付けに行ったんでしょうね。
直ぐバレますよ。僕らの誰かが飲みに行くと「お宅の支店長さんが今朝売りに来てくれましてね・・・」てしゃべりますから。

しかし。こんな上司だったけど定年退職記念品として高級な「浮２本セット」を贈呈しました。この方は今年９０歳。今尚ご達者。

こんな昔の事を書き込みしている私自身が６０歳定年退職を来月末日に迎えるんですから。昔昔の物語ですよ。

昔昔の「鮒釣りが楽しかった夏休み」を思い出します。