みなさん　おはようございます。

　4月と言うと入学・入社・転勤などで，希望や躍進の輝かしい月なのです
が，今年は何故か来て欲しくない月の代表です。
　それは，4月分の年金から物価スライド制によって年金額が0.3%減額され
るからです。

　2月に確定申告をして税金が増えたことに驚いた一人なのですが，‘04年に
配偶者特別控除廃止，‘05年に老齢者控除廃止と公的年金等控除縮小，そし
て今年の1月に定率減税半減が行われたのですから，当然と言えば当然のこと
かもしれません。

　今年度これから実施(予定)されるのは，4月に年金の0,3%減額，10月に高
額医療費の自己負担限度額上昇，来年の1月に定率減税全廃と年金生活直撃
策が目白押しです。この直撃はそれだけに止まらず，所得税に連動して個人
住民税や国民健康保険税も上がるし，医療費の窓口負担も上がっていくの
です。

　昨年9月の総選挙では，民主党の不甲斐なさもあり自民党が圧勝しました。
小泉さんは威勢のいいフレーズを口にしていますが，自民党圧勝のつけは確
実に弱者切り捨てに拍車を掛けていることに間違いないと思います。
　小泉さんを選んだのは紛れもなく日本国民なのですが，ワタシは小泉さん
が必ずしも民意を反映した政治を進めているとは思えないのです。

　年金生活者は，次の総選挙では心して掛らなければならないと考えていま
す。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山羊宮