異世界に行くだけで大変なことなのに、プラス記憶喪失ってやってられないですね。
とはいえこの作品はまた違った設定で。
異世界に来たんだけど、それからもう何百年も経ってて、その後魔物との戦いで負傷して記憶喪失になってしまって、異世界に来るまでの高校生の記憶しかなくて、記憶がない間に知り合ったであろう人に優しくされて溺愛されて好きになっちゃう話です。
そもそもロイは記憶失う前のカナタに一目惚れしてたけど全く相手にされてなくて、たとえ記憶がなくなっても好きな人には変わりないからカナタを大切に想うって感じですね。
カナタとしては記憶を失う前の自分をロイは好きだったって知っても今も愛してるって言ってもらえるからそれを信じてるみたいな。
終始相思相愛です。
とはいえ色々設定がえげつない部分があるもんで、記憶を失うのも忘れられるのもどちらの立場も辛いものだなと思いながら読んでました。
設定思うと暗い話な気がするけど、カナタ視点がそんな重苦しくないからか暗いなと思うほどの重さはなかったです。