浴槽から異世界のお風呂に行ってしまった話。
浴槽の底が抜けるってめっちゃ怖いなって、あらすじ読んだときは思った。
異世界へ行ったら掟のせいで伴侶にならないといけなくてっていうのはよくある設定ではあるけど、その異世界行った主人公には想い続けてる好きな人が既にいて・・・っていう設定は珍しいですね。
オーギュスタンの方も最初は勢いで結婚押し切った感あったけど、最初から気に入らなかったら掟無視してそうだし最初から少しは好ましく思ってて接してるうちにどんどん惹かれていったんだろうなって。
好きな人がいても告白する前に第三者から想い人の気持ち聞いちゃうってツラいな。
面と向かって言われたってツラいけども。
幼馴染でずっと一緒にいたからこそ好きになってしまったんだけど、相手としては距離が近過ぎて大事な存在ではあるけれどそれは家族みたいな枠で恋愛感情ではなく。
事情はわかってなくともハルトが落ち込んでるのを知って慰めようとしてくれるオーギュスタンにはグッときちゃいますね。
ハルトの方もオーギュスタンに怒ることがあっても感謝することがあればちゃんと怒ってるから感謝の言葉も言わないとかじゃなくそれはそれとしてお礼言えるのとか素直でいいなって思いました。
オーギュスタンもそういう純粋で素直なところが刺さったんだろうな。