辺境伯×神獣。
神獣っていうと敬うべき存在なイメージあるけど、この作品では契約しないと人の姿を保てないし、それなりに存在しているから貴重な存在ではないみたい。
能力によってはめちゃくちゃ重宝されるけども。
そんなわけで主人公の神獣は落ちこぼれのたいして能力のない神獣で、その能力を主に知られては折檻されたり契約破棄されたりで、そんなときに辺境伯のラトラに会います。
で、ラトラは一目見て神獣のルイエを気に入って契約します。
ラトラはルイエにいてくれるだけでいいって言うけども、優しくしてくれるラトラの役に立ちたいルイエ。
能力的に使い処がないとはあまり思えないんだけど、他の神獣がよっぽど凄いのかなって思う。
ルイエは可愛がりたくなるキャラなので、ラトラだけではなく使用人たちからも愛されるんでしょうね。
読んでてルイエが自分の尻尾を抱き込む描写がちょいちょい入るんですが、それを想像するだけで可愛い！って思えますし。
ラトラは愛想が良いわけではないけど、ルイエに対しては常に優しいし、傍にいてくれるだけでいいっていうのが伝わってくるのがよかったです。