小人族のタークが巨人族の王の第３王妃になる話。
神託で決まったことなので王が好みでタークをよこせと言ったわけではありません。
小人族のドワフ国では王子で嫁ぐことになったタークですが、実は前世３回分の記憶があるのでとても落ち着いています。
人生経験が違いますからね。
とはいえ相手が巨人族なので夜の相手は大変です。
身長差２メートルとか死ぬだろと思いましたね（笑
ファンタジーだからなんとかなったけども、実際だったら絶対無理だ。
第３王妃なので王様の相手は他にも２人いるわけですが、２人共良い人です。
今まで流れでなんとなく王妃を相手していた王がタークに出会い色々教えてもらってきちんと心を通わせて愛し合うようになります。
私としては受けが複数に愛されるのはいいけど、攻めには受けが唯一でいてほしかったりするんですが、こういうのならありかなって思えました。
小人族だからこそ余計に王様を受け入れるのは大変だけど、他２人からしても事前に夜の相手をするっていう準備をしていないと受け入れられないぐらい王様凄いから・・・。
王様は巨人族ですが、第１王妃はエルフだし、第２王妃は半獣人ですからね。
体格差はあるのです。
第１王妃は綺麗な美人さんで、第２王妃はわんぱく少年な感じ。
３人の関係は良好です。
タークにとっての忘却の魔法はえげつないなと。
前世の記憶があっての今のタークでしたからね。
なかったらこんなにも幼いのかと。
それでも見放さない王様は愛よね。
記憶を失くす前は第三妃としての立場を思って行動しているだけで、そこに愛がどうとかそういうのはなさそうだったけど、忘却したことでその壁がなくなりガリウスに唯一として愛されたいと思うようになります。
タークにとってガリウスが一番なんだろうけど、セフェムは最初無理矢理だったものの良い番になったかなって感じですね。
どちらか１人ついていれば安心ですし。
あ、というわけでタークにもお相手が二人います。