「そばかす騎士は溺愛される」の宰相と騎士（前作攻めの弟）の話。
レイモンドは抱かれたい方なんだけど、体格が良くて周りからは抱く方に思われてしまうから半ば諦め気味。
初っ端からもう２人は身体の関係だから、ここから進展していく話なのかと思いきやそこから二人の親交が深まるところまで遡ります。
想像以上に年月かかってるね！
ここから数年って宰相はだいぶ慎重だったんだなって思う。
しばらく会えなかったら会いに行くぐらいはするのに。
レイモンドは宰相マーヴィンに片想いしてるんだけど、マーヴィンには他に好きな人がいると思ってるから自分が結ばれるだなんて思ってません。
読者からしたらマーヴィンがレイモンドを好きなんだろうことはわかるんですけどね。
マーヴィンの方が身体の関係持った時点でレイモンドと付き合ってるつもりになってるとは思わなかった。
レイモンドは抱かれる人は可愛い人っていうイメージで、自分はそれからほど遠いって思ってるけど。
兄がレイモンドに手を出すかもしれない奴らをあらかじめ封じてたから、レイモンドを抱きたいと思う人がいてもそう迫られることはなかっただけでレイモンドはモテモテだったわけです。
見た目は確かに可愛いっていうより綺麗で、中身は可愛いっていうのが周りの評価ですかね。