Ωで疎まれていた王子のシオンは成人を機に王位継承権を破棄して店をやることに。
なぜか国の英雄が騎士をやめて従業員として働くとやってきて・・・。
騎士をやってたときが想像できないぐらいシオンに対して犬っぽいです。
シオンは戸惑いつつ騎士に宿屋の仕事なんてできないんじゃないかと思ったらめちゃくちゃ優秀で。
騎士のノアは最初からシオンのことが好きでやってきています。
好意は伝えるけども無理矢理とかはしないのがいいですね。
シオンは徐々に惹かれていくけれど、母親が番である王に大切にされている感がないのがαに対する印象を悪くしていてなかなか素直にノアの気持ちを受け入れられなくて。
王の番であるΩがシオンの母親なんですが、正妃が既にいたし他の妃からΩと疎まれていたため身の安全のためにも別場所で生活しています。
とはいえやっぱり番なんで王が一番愛しているのはシオンの母親です。
シオン視点だと他の王子から嫌がらせされてるのに何もしてくれてない感じしたけど、実は番である母親とシオンには特別甘いです。
シオン以外の王子・王女がろくでもないのにしかいないのもあるけど（苦笑
二人の関係も国のこともまるくおさまってハッピーエンドです。