アルファポリス作品。
透は悪役令嬢の従兄弟に転生してオズワルドになってしまった。
テオドールが初恋の毒で死んでしまったオズワルドの身体に透の魂を定着させて復活させて求婚。
そして二人は即結婚。
そもそもオズワルドが好きだったけど、中身が透でも溺愛のテオ。
愛されるうちに透が中身のオズワルドもテオを好きになります。
ついでに小説では悪役令嬢になってしまうルクレツィアを娘として二人で溺愛します。
溺愛されるルクレツィアも愛されてハッピーに。
オズワルドは好きな二人が傍にいってずっと家で引きこもっていたいけど、周りがそうはさせてくれなくて色々なことに巻き込まれていきます。
まぁオズワルドが小説通りの展開にならないようには動いていたのでそのせいでっていうのもありますけど。
オズワルドがもっと冷酷であればいくら巻き込まれても引きこもるってこともできただろうけど、仕方なくでも動くあたり良い子なんだなって。
その人の好さに惹かれたり本質的なモノを見抜いた妖精などなどからモテモテです。
九死に一生を得たオズワルドは下半身が不自由で、そういう性的な行為もできないんですが、テオが全く手を出さずにオズワルドを愛しているのが良かったです。
オズワルドが感じなくても手を出そうと思えば出せるのに、自分だけ感じても意味がないし、無理にしたいわけではないっていうのがいいなって。
なんだかんだでオズワルドが治るので結果するのはするんですけどね。
シリーズ作品の２番目の作品っぽいんですが、私はこれしか読んでないので所々「？」なところはありますが、まぁ読んで話が全くわからないっていうわけでもないので気にしなければこれだけでも読めます。