「深窓オメガのお見合い結婚」の受けの兄の話。
末っ子を溺愛していたエリートアルファの玄がまさかオメガにされるとは。
攻めの桐生は学生時代から玄のことがずっと好きで想い続けています。
玄はその気持ちには全然気付いてなかったけど、玄が認める数少ない存在ではいました。
酒を飲んだばっかりに桐生の襲われてしまいますが、それ以外では振り回すのはだいたい玄の方です。
アルファからオメガになってしまったとはいえ、玄の優秀さは変わらないわけで。
桐生も優秀ではあるけど、玄があまりに凄いから霞んでしまうほど。
襲われたときの行為で子供ができてしまったから結婚することになるけど、そうじゃなかったら結婚展開なんて何話かかっても無理そう（苦笑
玄が自分の気持ちを認められるのはだいぶ先です。
そりゃあ最初襲ってるから仕方ないですね。
桐生がちょっと頼りなく見えてしまうけど、玄を20年以上想い続けた気持ちは本物だし、玄を好きだというのをずっとぶつけてくれるので玄も渋々でも受け入れられたんだろうなと。
まぁ受け入れたところで別に玄が甘くなることはないけどね（笑
でもエッチのときだけ玄は桐生を求めてくれます。
そのギャップが良いってのもある。
アルファからオメガになっても変わらずめちゃくちゃ優秀で仕事をしながら子供を産んでる玄を尊敬します。
子育ては桐生の方が任されてるけど、結局子供も優秀だからか接する時間が短くても慕うのは玄っていうね。
どこまでいっても玄が優位なのが変わらないのが良かったです。