オメガが最底辺の世界で生きてきた六はある日異世界へ転移してしまう。
親切な薬師に拾ってもらうが、そこでオメガにはここは辛い世界だと教えられて・・・。
六は本当に酷い扱いをされていました。
そこでオメガはみんな奴隷みたいな扱いで、人権なんてないし性欲処理の道具としか思われてないようなところです。
そこから異世界に転移したことで安心して過ごせるかなって思ったけど、ここもバース性はあるし、しかもオメガには辛い世界だって教えられたものだから六の考え方は変わることはなくて。
運命の番ってそのとき別に付き合ってる人がいたりしない限り運命の番って嬉しいもののはずなのに、六は元の世界で運命の番に出会ったオメガが酷い目に遭わされたのを知っているから、六は運命の番に遭っても恐怖しかなくて。
アルファのサルヴェチオの方が幻の存在なのではっていう運命の番に出会えて舞い上がったのに、六にはなぜか怯えられてなぜってなる。
まずは六が育ってきた環境を知らないと、六がビッチになっちゃう。
好きで性行為をするわけじゃないけど、そう仕込まれてるから「そうしないといけない」って思っちゃってるんですよね。
まずはお互いについて話し合おうよ！って思っちゃいます。
まぁ話し合おうとしても六があんまり話してくれないのはあるけど、事情を知るためにも怖がらせてでも今までの育ってきた環境を知ればもっと六に歩み寄れたんじゃないかなって。
ハッピーエンドではあるんだけど、それからの２人をもっと見たかったです。
あと名前は「六」でいいの？っていうのが気になって。