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  • from: 隼架さん

    2021年12月31日 06時08分27秒

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    ゲームの世界に転生した俺が〇〇になるまで

    タイトル的に軽い感じを想像してたんだけど、思いの外重かったです。
    主人公のカリヤが思い悩むキャラじゃないし、特にしがらみがあるわけではなく自分のしたいことをしているから暗いっていうわけじゃないんだけど。
    国同士の戦争をこんな長期で読むとは。
    敵対している国の話ぐらいは読んだことあるけども、こんなずっとガチ戦争してるのは初めてかもしれません。
    前線は第一部だけではあるけれど。
    転生だからチートではあるけども戦闘職ではなく生産職なので強さでチートではないです。
    弱くもないですけどね。
    カリヤ以外にも「転生者」と言われる現代でこのゲームをしてた人が死んでこの世界に来たらそのままのステータス持ってたっていう存在がいて。
    極めてるプレイヤーも多いので、その強さを国が欲して利用したり、プレイヤー自身がそれを盾にして自由に振る舞ってます。
    初期段階で転生者の扱いで争いが起きたり、隷属しようとしたりする動きがあったから冒険者ギルドっていうところが転生者の保護のために色々活動したのはいいことなんだけども。
    そのせいで転生者の立場が偉過ぎて、何をしてもだいたい許される感がどうなのって思う。
    っていうか転生者同士は元プレイヤーだから人と思っているけども、それ以外は全部NPCとしか思ってない転生者が多くて、NPC相手になら何をしても問題ないみたいなのが信じられないです。
    確かにゲームをプレイしているだけのときはNPCに何をしたところでゲームだしそんなに思わないけども。
    そこに転生したのなら、たとえNPCに思えてもそこに生きている人なのに。
    なぜモノのように扱えるのかと。
    カリヤは自分が転生者で特別だっていうのに気付くのが遅かったのでNPCだからとかそういう考え方は全然ないです。
    自分が転生者っていう特別感もわかってないけども。
    ゲームに転生後の暮らしがあまりよくなかったのでそのせいで国への想いとかは全くないし。
    そのせいっていうか山暮らししてたっていうのが大きいかもしれませんが。
    危なければ途中で逃げればいいぐらいの気持ちで戦争に参加したのに、結局一番深く関わることになります。
    理不尽に命令されることに従おうとは思わないけども、普通にお願いしたら特に断る理由なければカリヤは結構色々してくれたと思う。
    元は日本人なんだから普通にお願いしてくれれば的な発言最初らへんしてるけども、同じ転生者でもそういう人は少ないんじゃないかなと思いました。
    私もこの序盤読んでるときは普通に言えばいいのにと思いましたが、カリヤのように優しい考え方する転生者の方が少ないかもしれない。
    国の行く末が心配過ぎてBL読んでるの忘れそうになる(苦笑
    序盤この人が相手かなと思ったらそうじゃないし、次にこの人かなって思ったらそれも違うしで一体相手は誰なんだと思いながらしばらく読んでました。
    惹かれあっていく二人っていうよりは気が付いたら好きになってたって感じかなぁ。
    少なくともカリヤの方は。
    結果どっちもカッコイイのです。
    約束のためだけに、相手を救うそれだけのために命を張れるカリヤも、そのカリヤの数々の言動を見続けたウォルドがカリヤのために大きな決断をし成長していくのも素敵です。
    長い二人旅で、途中で旅する仲間増えないと大変じゃないかなって思ったけど、旅する中で出会う人が信用できるかわからないんだから増やすのは無理だなって。
    後々協力関係ぐらいなら相談できてもね。
    二人だからこそカリヤもウォルドを守れるんだろうし。
    最初から最後まで二人旅ではあったものの、良い出会いはあったし、この旅があったからこそ得られたものがあるっていうのは良かったですね。
    そうじゃないとツラ過ぎるもの・・・。
    予定よりは短くなったものの長旅を終えて色々成し遂げて帰ってきたというのに、平原での戦いっぷりを知らない人からしたらカリヤってそういう風に見えてしまうのかと悲しくなります。
    これ以上ないぐらい頑張ったのに!本当に死ぬほど。
    まぁあの平原にいた者はみんなわかってるし、戦いに参加した者は総じて力の限り戦ったんだけれども。
    愛国心も戦う義理もないのにカリヤは最後まで戦ったんだからね!って言いたくなりました。
    そりゃ戦場のこと知らなかったら知りようもないから仕方ないんだけれども。
    ウォルドの指名でカリヤの護衛騎士になったライナーまでもがカリヤのことを軽んじてたのは悲しかったな。
    ウォルドのことを想ってなのはわからなくもないけど、それはウォルドの見る目も疑ってるのではとも思うし。
    敵視点もあって色々真相がわかるんですが、なんてことを・・・って思うぐらい敵が胸糞悪いやつです。
    だからこそ遠慮なくやれるってもんだけど。
    その敵によって終盤ピンチになるカリヤをめっちゃハラハラしながら読んでました。
    どうなってるかわからないウォルド視点とかめっちゃ重かった。。
    カリヤに近しい人間はみんな心配してるけど、あまり知らない人がカリヤのことを裏切者扱いしてるのとか耐えられないなって。
    カリヤ視点がピンチなんだけど、カリヤの性格上カリヤ視点の方がまだ明るく思えます。
    状況は最悪ですけどね。
    ここからハッピーエンドに迎えて本当に良かったです!
    長い間読んでいた作品だったので、終わって寂しい気もするけど綺麗にまとまって終わってくれて嬉しかったです。
    悲しいこともある物語だったので最後また悲しい展開やモヤモヤする終わりだと嫌だなと思っていたので。
    二人の行動1つ1つが後々に繋がり、人を助けたことが今度は自分を助けることになるのが最高でした。
    お互い相手はこの人しかいないっていうのがまたよかったです。
    愛して信頼してお互いに尊敬できる二人の関係がとても素敵でした!

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