死んで地獄にきた聡一郎は獄主の花嫁候補になってしまう。
どうせ選ばれないだろうからと地獄での生活を楽しむことにした聡一郎だったが・・・。
獄主が最も罪深い者に欲情して、その者が花嫁になるはずなんですが、罪の気配がない聡一郎に獄主は惹かれていきます。
欲情するわりには普通に鬼から好かれるのは良い人っていう不思議。
そんな罪深い性格悪そうな人が代々花嫁って周りは大変だったろうなって思います。
聡一郎はなぜ地獄にきたのかわからないくらい穏やかで良い人です。
なので世話役の鬼たちはみんな聡一郎に懐きます。
罪の気配を周りは感じないのに、聡一郎本人は自分のことを罪深い人だと思っていて自己評価が低いですね。
獄主からしたら自分を卑下するなって言いたくなるわけで。
最初はじわじわ交流深めていこうとした獄主だったけど、結果的には結構強引だったような。
でもある程度の強引さが聡一郎相手には必要だったのかもしれませんね。
自分がしたいしたくないではなく、聡一郎が喜ぶなら・・・で行動できる獄主素敵です。