アルファポリス連載。
双子が忌み嫌われる国で生まれた双子のアデルとアダム。
体の弱かった方のアデルは殺されはしなかったものの家族とは離れた場所でひっそり育てられた。
ある日アダムに入れ替わりを提案され受け入れたアデル。
双子だったし簡単に入れ替われるかと思いきや成長して見た目が全然違ってしまっていて。
なんとか化粧をして誤魔化すものの、記憶に関してはどうすることもできないのでアダムが記憶を失くした設定でアデルはアダムとして生活することに。
家族との生活を楽しみにするアデルだが、アダムの婚約者もそのままアデルの婚約者になるということで。
アダムが問題児だったこともあり婚約者のヴィンセントとの仲は良くなかったものの、政略結婚みたいなものだったので破棄することもなく。
アデルに替わったアダムと過ごすうちにヴィンセントもだんだんアデルに惹かれていって・・・。
アダムに対するようにヴィンセントがアデルと接するから最初冷たいのは仕方ないにしても、放っておくのは酷くない？って思ったけど、元々のアダムが酷かったわ。
ヴィンセントとの関係性とかもっと説明しといてよ！って思いますね。
アダムのおかげでヴィンセントと幸せになれるわけだけど、そこらへんはアデルのこと大事に想ってても雑だなって。
まぁこれはアダムの性格上仕方ないかなって思うけどね。
最後はアダムが動いてくれたおかげで色々なんとかなりますし。
最初冷めた対応からの溺愛好きな人は楽しめると思います。