使命の子として予言された子は能力が発現することを見込まれ親元から離され王宮に連れて来られる。
発現するのに時間がかかればかかるほどに凄い能力が発現されると言われてはいたものの、何年経ってもイアンは発現せず肩身の狭い思いをしていた。
イアンは守られるはずの守護騎士から蔑まれる悲しい日々を送ります。
唯一自分に優しく接してくれていた騎士シルクスには懐いていたものの、そのシルクスが自分のことをよく思っていないようなことを言っているシーンに出くわしてしまって・・・。
年月かかる方が凄い能力かもしれないっていうのがわかっているのに守護騎士の態度が酷いったらないです。
とはいえ冒頭そこまで細かくその描写があるわけではないので読んでてこちらはそこまで暗い気持ちにはなりません。
後々虐めてた守護騎士視点のときになんてひどいことをって思いますけど。
隊長がクズだったせいでもありますが、それにしてもイアンことを本気で守ろうとしてくれる人がイアンからしたらシルクスしかいないが可哀想。
そりゃそのシルクスに裏切られたと思ったら絶望しますよね。
イアンは逃げることにしてシルクスはイアンを追いかけます。
あらすじ見て気になった人は楽しめる作品だと思います。