１５年戦争をして生き残った騎士のリシャールは見習い騎士の教官をしている。
戦争で仲間を失ったリシャールは、今は平和でもいつ戦争になっても生き残れるように厳しく指導する。
だが見習い騎士たちは厳しくしてくるリシャールを嫌い嫌がらせしてくるが、厳しい戦争を生き残ったリシャールからしたらそんな嫌がらせ可愛いもので。
むしろ構ってくれて嬉しいぐらいまで。
嫌がらせには参加してないもののリシャールのことを疎ましく思っていたウィリアム。
リシャールは綺麗な景色を見るのが好きだったが、足を負傷したせいで遠出することもできなくなり、見習い騎士のウィリアムが美しかったのでそれを見ていた。
見られていることに気づいていたウィリアムは見られていた理由を勘違いしていて。
リシャールの誤解が解けたことで二人の距離は一気に近付いていく。
リシャールのことをよく知らない見習いたちはただ厳しく指導してくる嫌なやつ判断してたけど、実際対戦してみるとリシャールの強さがわかって見直されて。
それでいて王や戦争に関わっていた人からしたらリシャールは戦争を終わらせた英雄で。
英雄とは思えない生活をしていたリシャール。
自分なんかが・・・と卑下してしまうリシャールを何かと世話をして快適な生活に導いていくウィリアム。
距離が縮まったことで二人の関係は変わっていき・・・。
まぁ付き合ってからもリシャールの自己評価は低いんですけど、ウィリアムが側にいてくれるなら大丈夫かなって思えますね。
最後別視点が描かれてるの読んでさらに、リシャールは１人にしちゃいけない！って思いますね。
１人でも生きていけるんだろうけど、傍にいて支えてあげなきゃって気持ちになります。
もう散々苦労したんだから後は死ぬまで幸せにいてほしいなって。
まぁ傍にウィリアムがいてくれる限り大丈夫ですね！