サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: 月野光さん
2008/06/01 12:46:00
icon
セロ弾きのゴーシュ
こんにちは。
「《セロ弾きのゴーシュ》の音楽論-音楽の近代主義を超えて-」という本を
読んでいます(梅津時比古著・東京書籍)。
やや難解な箇所もありますが、なかなかおもしろいです。
「セロ弾きのゴーシュ」は、言わずもがな宮澤賢治の作品です
(一般的には「童話」と分類されているようです)。
ゴーシュが勤める活動写真館の楽団が、町の音楽会で「第六交響曲」を
演奏することになり、その練習過程が主な物語の展開となっています。
作中で明言はされていませんが、「第六交響曲」とは
ベートーヴェンの「田園」であろうとされています。
賢治は自らもチェロを嗜み(腕前はともかく)、
また、レコード会社から表彰(?)されるほど、レコードを所有していたそうです。
賢治の持っていた「田園」は、
フィッツナー指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団によるものだとのことです。
コメント: 全0件