「ローズ１０号も空しく」
オリックスは投打にいいところなく４連敗。
両リーグ最速の２０敗目を喫し、借金も９まで膨らんだ。
唯一の見せ場はこの日３番に入ったローズの６回の２ラン。
西武のブラゼルと並ぶリーグトップの１０号にも、大敗とあって試合後は無言で球場を後に。
コリンズ監督は「状況を良くしていくしかない」と険しい表情だった。
（時事通信）

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西武ドーム

Ｂ　０００　００２　００１　＝３
Ｌ　１２０　３３０　０１Ｘ　＝10

[責任投手]
勝：帆足 (2勝 0敗 0S)
敗：近藤 (2勝 3敗 0S)

[バッテリー]
Bs：近藤〜高木〜ヤング〜加藤〜菊地原／辻
Ｌ：帆足〜岩崎／細川

[本塁打]
Bs：ローズ１０号2ラン（6回）
Ｌ：ボカチカ３号2ラン（2回），細川３号3ラン（5回），ボカチカ４号ソロ（8回）

■テリー・コリンズ 監督
　ホームランを多く打たれるのは、コントロールミスが多いからだ。
　これからも継続的に練習していかなければならない。

■近藤 一樹 投手　＜３回１／３を投げ、被安打６・失点６で降板＞
　調子自体悪くありませんでした。
　連敗中だったし、今日は何としてもいいピッチングをしたかったんですが・・・。

「オルティズ、初先発２軍戦で好投」
オリックス・新外国人、ラモン・オルティズ投手（３４＝前ロッキーズ）が２軍戦で好投した。
２６日、ウエスタン中日戦（高知市営）で来日初先発を果たし、６回を３安打１失点。
「全体的には良かった。低めに投げるように努力した」と振り返った。
コリンズ監督は１軍昇格に「もうすぐそうなると思う」と説明し、５月２日からのソフトバンク戦（福岡ヤフードーム）での１軍デビューが濃厚となった。
また右ふくらはぎ痛から再起を目指す北川と、不振で降格中のラロッカも同２軍戦に出場し、４月２９日の楽天戦（京セラドーム）で１軍合流する見込み。
(日刊スポーツ)

「オリックス、今季最多の１５安打も逆転負けで４度目の３連敗」
今季最多の１５安打を放ちながら、逆転負けで４度目の３連敗。
１点リードの八回二死からヤング、吉野が連続四球を与え、加藤が中島に逆転３ランを許した。
コリンズ監督は「（加藤の投球について）特にない。（今後も抑えか、との問いに）はい」と意気消沈。
前日２５日も高木が延長十一回にサヨナラ満塁弾を浴びただけに「誰を投げさせるべきなのかを教えてもらいたい」と元気がなかった。
(サンケイスポーツ)

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西武ドーム

Ｂ　０１０　１００　１５０　＝８
Ｌ　０１０　０１２　３３Ｘ　＝10

[責任投手]
勝：三井 (1勝 0敗 0S)
敗：吉野 (0勝 1敗 0S)
Ｓ：グラマン (1勝 0敗 7S)

[バッテリー]
Bs：金子〜ヤング〜吉野／日高
Ｌ：西口〜大沼〜星野〜小野寺〜三井〜グラマン／細川

[本塁打]
Bs：ローズ９号3ラン（8回）
Ｌ：ボカチカ２号2ラン（6回），中村６号3ラン（7回），中島５号3ラン（8回）

■テリー・コリンズ 監督
　負けた原因は色々とあるが、選手たちには、今まで練習してきたことを試合で出すことだけを考えて明日からも戦ってほしい。

■金子 千尋 投手　＜７回７失点（被安打１０）で降板＞
　打たれてはいけないところでホームランを打たれてしまった。
　毎回毎回同じことの繰り返しです・・・。
　今日は、ボール自体悪くなかったと思うんですが、決め球のところで甘く入ってしまいました。
　そのあたりが今日の反省点です。
　ただ、大量失点をしてしまったのに、打線に逆転してもらって、野手の方には感謝の気持ちでいっぱいです。

「西武・赤田がサヨナラ満塁弾」
西武が今季２度目のサヨナラ勝ちで首位を守った。
８回にブラゼルの適時打で追い付き、１１回２死満塁で赤田が左越えにサヨナラ本塁打を放った。
６番手グラマンが今季初勝利。
オリックスは連日のサヨナラ負けとなった。
（時事通信）

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西武ドーム

Ｂ　００１　１２０　１００　００　＝５
Ｌ　３００　１００　０１０　０４Ｘ＝９

[責任投手]
勝：グラマン (1勝 0敗 6S)
敗：ヤング (0勝 1敗 0S)

[バッテリー]
Bs：川越〜山口〜菊地原〜本柳〜吉野〜ヤング〜高木／日高
Ｌ：岸〜星野〜小野寺〜三井〜岡本真〜グラマン／細川

[本塁打]
Bs：後藤２号ソロ（3回）
Ｌ：中島４号2ラン（1回），G.G.佐藤５号ソロ（1回），中村５号ソロ（4回），赤田１号満塁（11回）

■テリー・コリンズ 監督
　今日も８回裏に昨日と同じことをしてしまった。
　先頭打者の四球が失点につながった。
　絶対にしてはいけないことをすると、野球は今日のような結果になってしまう。

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札幌ドーム

Ｂ　０１０　０００　０１０　０　＝２
Ｆ　０００　０００　１０１　１Ｘ＝３

[責任投手]
勝：武田久 (2勝 1敗 0S)
敗：加藤 (0勝 1敗 6S)

[バッテリー]
Bs：小松〜山口〜加藤／日高
Ｆ：ダルビッシュ〜宮西〜武田久／鶴岡〜高橋

[本塁打]
Bs：カブレラ６号ソロ（2回）
Ｆ：田中賢６号ソロ（7回），小田１号ソロ(10回)

■テリー・コリンズ 監督
　今日の対戦相手は、球界でＮｏ.１投手と言っていいダルビッシュ。
　先発した小松がそれに負けない、素晴らしいピッチングをした。
　勝つチャンスはあったのだが・・・。

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札幌ドーム

Ｂ　２０２　０００　００１　＝５
Ｆ　０００　０００　０００　＝０

[責任投手]
勝：山本 (2勝 0敗 0S)
敗：スウィーニー (2勝 1敗 0S)

[バッテリー]
Bs：山本／日高
Ｆ：スウィーニー〜宮西〜建山〜坂元／鶴岡

[本塁打]
Bs：ローズ８号2ラン（3回），日高４号ソロ（9回）

■テリー・コリンズ 監督
　山本が大きな仕事をしたね！
　相手打者のインサイドにしっかりと投げていたし、変化球を低目に集めていた。
　小松もそうだが、先発陣が手薄な中、本当にいい仕事をしてくれているね！

■山本 省吾 投手 ＜プロ入り初完投を無四球の初完封勝利で飾る！！＞
　入団して８年、遅かったけど、今日の日を迎えることができて嬉しいです。
　味方が先制点を取ってくれたし、守備でも盛り上げてくれて気持ちよく投げることができました。
　ファイターズの梨田監督は近鉄時代に指名してくれた監督だったし、何とかいいピッチングをしたかったので成長した姿を見せることができてよかったです。
　３回目の先発で勝つことができたし、チームの連敗を止めることができて何よりです。
　今日は攻める気持ちを野手にも伝えたかったし、これからも１試合１試合、必死で投げていきたいです！

「いつも同じ負け方」
オリックスは７回にカブレラのソロで追いついたまでは良かったが、その後は好機をつぶした。
９回一死満塁でも塩崎が力なく三振し、続くローズはボール球に手を出して一ゴロ。
大石ヘッドコーチは「好機で打てないのは昨年からのテーマだが…」と厳しい表情。
リードできないうちに救援陣が失点し、コリンズ監督は「（負け方が）いつも同じなんだ」と憤っていた。
（時事通信）