「近藤ＫＯで再び借金10」
オリックス先発近藤が日本ハム打線につかまり、今季最短ＫＯされた。
制球が甘く、あっさりと２回にスレッジに先制適時打を許すと、鶴岡にも２点打を献上。
３回も立ち直りの気配なく稲葉にタイムリーを浴びると、大石監督代行は交代を告げた。
今季最短の２回１／３、６安打５失点ＫＯ。
４試合勝ち星なく７敗目を喫したの近藤は「いつも一緒で、先発として仕事ができてない。申し訳ない気持ちでいっぱいです」と肩を落とした。
チームは再び借金１０となった。
（日刊スポーツ）

<font size="3">
京セラドーム

Ｆ　０３２　０１０　００３　＝９
Ｂ　０００　１００　００３　＝４

責任投手
勝：武田勝 (4勝 0敗 0S)
敗：近藤 (5勝 7敗 0S)
Ｓ：建山 (1勝 1敗 1S)

バッテリー
Ｆ：武田勝〜建山／鶴岡
Bs：近藤〜香月〜清水〜川越／前田〜日高

本塁打
Bs：ローズ１８号ソロ(4回),北川６号3ラン（9回）

■大石 大二郎 監督代行
　近藤は１つのイニングで崩れてしまう。
　次回からは最小失点で抑えてほしい。
　今日は完敗でした。

「カブレラ５試合ぶり適時打」
カブレラが一振りで重苦しいムードを振り払った。
初回１死から二塁打で出塁した坂口を塁上に置き、多田野のスライダーをジャストミート。
右翼フェンス直撃の先制二塁打となった。
「外角の遅いボールを待っているところに変化球が来たので、しっかり捕らえることができたよ」。
６連敗中はあと１本が出なかったチームにとって、５試合４３イニングぶりのタイムリー。
６回にはローズと後藤、８回には阿部にもタイムリーが飛び出し、日本ハムを突き放した。
投げては先発金子が７回１失点で３勝目。
投打がかみ合ったオリックスが７連敗を阻止した。
（日刊スポーツ）

<font size="3">
京セラドーム

Ｆ　０００　０００　１００　＝１
Ｂ　１００　００３　０１Ｘ　＝５

責任投手
勝：金子 (3勝 6敗 0S)
敗：多田野 (3勝 2敗 0S)

バッテリー
Ｆ：多田野〜宮西〜歌藤〜星野／鶴岡〜中嶋
Bs：金子〜菊地原〜香月〜加藤／前田

■大石 大二郎 監督代行
　今日は金子と前田ですね。
　金子はまっすぐが走っていた。
　それを前田がうまくリードしていた。
　当たりはよくなかったが、ローズにタイムリーが出たことも大きいね。
　長かったが、ようやく勝ててよかったね。

■金子 千尋 投手 ＜７回１失点（被安打４）の好投で約２ヶ月半ぶりの３勝目！！＞
　久しぶりにいい投球ができて本当に嬉しいです。
　今日は一人一人に集中することを心掛けて初回から飛ばしていきました。
　４回までのノーヒットは出来過ぎですが、逆に打たれた後、リラックスして投げることができました。
　バックが好守備で助けてくれましたし、キャッチャーの前田さんが素晴らしいリードをしてくれたお陰でリズムよくピッチングができました。
　ここまでチームに迷惑をかけていましたし、監督も我慢して使ってくれているので、これからは期待に応えられるように頑張りたいです。

「オリックス３度満塁機も…今季初６連敗」
オリックスは３度の満塁機にあと１本が出ず、今季初の６連敗で借金は４７日ぶりの２ケタとなった。
大石監督代行は「最後のもう一押しが出ない。気持ちの面で負けてるんじゃないか」と厳しい表情。
６連敗中、投手は４点以下に抑えているが打線が最高３点しか奪えず、すべて２点差以内の競り負けを悔やしがった。
全４得点を２死から挙げた日本ハムの勝負強さとは対照的に送りバント失敗も２度。
「個人個人が打開していくしかない」と攻撃陣の奮起を促していた。
（日刊スポーツ）

<font size="3">
京セラドーム

Ｆ　００１　００１　０１１　＝４
Ｂ　０００　２００　００１　＝３

責任投手
勝：ダルビッシュ (8勝 3敗 0S)
敗：川越 (1勝 3敗 0S)
Ｓ：MICHEAL (2勝 0敗 13S)

バッテリー
Ｆ：ダルビッシュ〜武田久〜MICHEAL／鶴岡
Bs：オルティズ〜菊地原〜川越〜吉野〜本柳／日高

本塁打
Ｆ：糸井１号ソロ(3回)
Bs：日高７号2ラン（4回）,下山５号ソロ(9回)

■大石 大二郎 監督代行
　最後にもう一押しという試合が続いている。
　精神的な面もあるのかもしれない。

「Ｂｓ「サヨナラ負け」９回の執念実らず…あぁ５連敗」
◆大石監督代行「加藤で負けたら仕方ない」
　執念も実らなかった。
　３ー３の同点で迎えた延長１０回。
　２死二、三塁から守護神・加藤が投じたこん身の１４２キロ直球は無情にも武内のバットにとらえられた。
　今季最多タイとなる７投手をつぎ込みながらあと一歩及ばず。
　大石監督代行は「連敗は点が取れなかったから。加藤で負けたら仕方ない」と天を仰いだ。
　今季５度目のサヨナラ負けで今季２度目の５連敗。
　４０敗に到達し借金は３０日ぶりに９まで膨らんだ。

　天にも見放された。
　先制した３回表終了直後に雨脚が強まり、２１分間の中断。
　ペースを乱された先発・近藤が２失点と逆転を許した。
　その後は流れを変えようと次々と投手交代に踏み切ったが、打線が応えられず。
　「明日（２４日）１日休んで切り替えるしかない」と指揮官。
　交流戦は１１勝１３敗の借金２で終了したが、２点差を追いついた９回の粘りを２７日から再開するリーグ戦につなげるしかない。

▼オリックス・清川投手コーチ
　加藤は気持ちが入っていたので続投させました。
　近藤についてはもう少し投げさせてやりたかったが、きょう（２３日）は早め早めの継投を心がけていたので仕方ない。
（スポーツニッポン大阪）

<font size="3">
神　宮

Ｂ　００１　０００　００２　０　＝３
Ｓ　００２　０００　１００　１Ｘ＝４

責任投手
勝：松井 (1勝 0敗 0S)
敗：加藤 (1勝 2敗 14S)

バッテリー
Bs：近藤〜川越〜小松〜本柳〜菊地原〜金子〜加藤／日高
Ｓ：村中〜松岡〜押本〜林昌勇〜松井／川本〜福川

本塁打
Bs：カブレラ１３号ソロ（9回），北川５号ソロ（9回）

■大石 大二郎 監督代行
　打線はよく追いついたね。
　もう少し早い回に得点できればよかったんだけど。
　交流戦を終えて２つ負け越したが、チームの状態は悪くない。
　明日休んで、明後日からしっかり練習したい。

「山本、神宮凱旋ならず」
オリックスの山本は７安打を浴びて５回３失点。
変化球を中心にヤクルト打線をかわしていたが、２－１で迎えた５回、福地の適時二塁打に続き、宮本の内野安打で逆転された。
結局、この回限りでマウンドを降り、「５回で降板してしまって、情けない」。
神宮球場は慶大時代にエースとして慣れ親しんだマウンドだった。
しかし、先発投手として凱旋（がいせん）することはできなかった。
（時事通信）

「ヤクルト、５回に逆転」
２点を先行されたヤクルトは、３回に福地の中前適時打で１点差。
５回は２死一、三塁から、福地、宮本の連続適時打で逆転。
５回２失点の先発川島亮から、６回以降は早めの継投で反撃を抑えた。
オリックスは淡泊な攻めで４連敗。
（時事通信）