大学生・社会人などを対象にしたドラフト、新人選択会議が今日、東京都内のホテルで開催され、オリックス・バファローズはまず、希望入団枠でJR九州の小松 聖投手を指名したあと、３巡目で法政大学の大引啓次内野手を指名した。これで９月の高校生ドラフトで指名した４選手と合わせて、６人の新人選手を指名したことになる。


●　大学生・社会人ほかドラフト会議指名選手プロフィール　●

希望入団枠
小松　聖（こまつ　さとし）投手 右投右打
生年月日／１９８１年１０月２９日（２５歳）
身長・体重／１８０ｃｍ　７８ｋｇ
学・球歴／勿来工高－国士舘大－JR九州
担当スカウトコメント／Max145kmの速球と２種類のスライダーを左右に投げ分けるコントロールを生かした投球術は社会人No.1の評価。高校、大学と無名の存在であったが、社会人での猛練習で才能が開花した抜群の完成度を誇る即戦力右腕。昨年の都市対抗でチームをベスト４に導き、今年12月に行われるアジア競技大会では全日本のエースを任される。開幕ローテーション入りが期待される。

第３巡目
大引　啓次（おおびき　けいじ）内野手 右投右打
生年月日／１９８４年６月２９日（２２歳）
身長・体重／１７８ｃｍ　７８ｋｇ
学・球歴／浪速高－法政大
担当スカウトコメント／１年春から全試合スタメン出場を果たし、首位打者２回、ベストナイン５回受賞したアマＮＯ．１遊撃手。東京六大学リーグ歴代４位となる通算１２１安打の大記録も残した。打撃はセンター返し中心、守備も基本に忠実で、攻守ともに派手さはないものの、玄人好みの堅実なプレーが身上。地元・大阪出身の走攻守３拍子揃った即戦力遊撃手。